視聴率調査関連の専門用語(アルファベット順)
これだけは知っておきたい。テレビ視聴率調査関連の専門用語集をお届けします。
▼ A
- ACC
- All Japan Radio & Television Commercial Confederation
社団法人 全日本シーエム放送連盟。JAA、NAB、JAAA、JACの4団体および会員社で構成されている。 - ARIB
- Association of Radio Industries and Businesses
社団法人 電波産業会。1995年に設立され、主として通信・放送分野における「標準化」や「国際統一規格」などの推進を行なっている国内の機関。メーカー、電気通信事業者、放送局などが参加している。 - Aタイム
- 広告料金区分の呼称。タイムランクのうち、広告料金の最も高い料金ランクの時間帯のこと。
▼ B
- B-CASカード
- BS-Conditional Access Systems Card
BSデジタル放送による有料放送の視聴やデータ放送の応答のために必要なユーザー専用のICカードの名称。カードの登録により、ユーザーは放送局からメッセージなどを受信できるようになる。
2004年4月から、地上デジタルテレビ放送でもRMP(デジタルコンテンツ保護)を運用するために、このカードが利用されている。
【関連用語→BSデジタル放送、CAS、地上デジタルテレビ放送】 - BPO
- Broadcasting Ethics & Program Improvement Organization
放送倫理・番組向上機構。放送倫理検証委員会、放送と人権等権利に関する委員会(放送人権委員会)、放送と青少年に関する委員会(青少年委員会)の3つの委員会を運営する、放送界の自主的な自律機関。 - BS
- Broadcasting Satellite
放送衛星。一般家庭で直接受信できることを目的とした衛星放送専用の人工衛星。
【関連用語→CS】 - BS デジタル放送
- 放送衛星(Broadcasting Satellite:BS)を用いた、デジタル方式による放送サービス。2000年12月から本放送が開始され、デジタルハイビジョン(HDTV)放送、標準テレビ(SDTV)放送、音声放送、データ放送が行なわれている。
【関連用語→B-CASカード、CSデジタル放送】
▼ C
- CAS
- Conditional Access System
限定受信システム。放送のスクランブル化(およびその解除)やペイ・パー・ビューなどを実現するためのシステム。
BS/110度CS放送では限定受信にB-CASシステムを利用しているが、地上/BSデジタル放送は著作権保護(RMP)にB-CASを利用している。
【関連用語→B-CASカード】 - CASS
- Computer Assisted Spot planning System
スポットタイムテーブル自動線引きシステム。スポットCM投入時刻を入力することにより、スポット案がタイムテーブル上に自動的に線引きされ、出力される。 - CATV
- Cable Television
有線テレビ、有線テレビジョン放送を行なう施設、事業。難視聴解消目的の施設と、多チャンネル放送・自主放送を主目的とする都市型施設がある。 - CC
- Cow Catcher
「カウキャッチャー」の略。番組提供社が番組開始の提供クレジットの表示直前の枠に出すCM。時に応じてタイムCM・スポットCM用の枠として使われる。
【関連用語→HH】 - CM
- Commercial Message
狭義の意味では民放テレビ・ラジオ局の放送広告をいう。タイムCMとスポットCMがある。 - CPM
- Cost Per Mill
「コスト・パー・ミル」の略。当該広告をその訴求対象1000世帯(人)に伝達するのに必要な広告費のこと。 - CS
- Communications Satellite
通信衛星。デジタル放送やケーブルテレビ向けの番組供給(スペースケーブルネット)と、テレビ番組の系列局への配信などに利用されている。
【関連用語→BS】 - CSデジタル放送
- 通信衛星(Communication Satellite:CS)を用いた、デジタル方式による放送サービス。1996年10月に日本初のデジタル放送として開始され、東経110度に打ち上げられたCS(N-SAT-110)による放送が2002年3月に開始。2011年6月現在、スカパーJSAT(株)が通称「スカパー!」で約350ch、「スカパー!e2」では約70chの多チャンネル放送サービスを行なっている。
【関連用語→BSデジタル放送】
▼ D
- Dpa
- The Association for Promotion of Digital Broadcasting
社団法人デジタル放送推進協会。地上デジタルテレビ放送およびBSデジタル放送の普及並びにこれらに関連する事業を実施することにより、アナログ放送からデジタル放送への円滑な移行を図るとともに、デジタル放送の発展を推進し、公共の福祉の増進及び国民生活の向上に貢献することを目的とする組織。 - DVR
- Digital Video Recorder
記録媒体にハードディスクなどデジタルメディアを用いる録画機器(機能)の総称。「HDDレコーダー」「パーソナルビデオレコーダー(PVR)」「パーソナルデジタルレコーダー(PDR)」などともいう。
【関連用語→HDMI、タイムシフト】
▼ E
- EPG
- Electric Program Guide
「電子番組ガイド(案内)」「電子番組表」。テレビの画面に番組表を表示するシステム。検索機能や録画機器との連動機能などを備え、多チャンネル環境下における番組やチャンネルの選択の必須機能。CSデジタル放送、BSデジタル放送や地上デジタルテレビ放送では、放送波を通じて同サービスを提供しているが、通信網を利用する方法もあり、インターネットでも同様のサービスがある。
▼ F
- F1、F2、F3
- 個人視聴率の集計区分の通称。F1=女性20〜34歳、F2=女性35〜49歳、F3=女性50歳以上をさす。
【関連用語→M1、M2、M3】 - Fレイト
- 視聴経験。ビデオリサーチのテレビ番組カルテの調査対象者のうち、対象番組を2、3ヵ月の間に見たことのある(「いつも」「ときどき」「たまに」見ていると回答した)人の割合。FはFamiliarity。
【関連用語→Qレイト、テレビ番組カルテ】
▼ G
▼ H
- HDTV(HD)
- High Definition Television
テレビジョン放送のうち、走査方式1本おきであって、1の映像の走査線数が1125本以上のもの。または、走査方式が順次であって、1の映像の走査線数が750本以上のもの。これより走査線数が少ないものをSDTV(標準画質)という。
【関連用語→SDTV、マルチチャンネル編成】 - HDMI
- High Definition Multimedia Interface
家電やAV機器向けのデジタル映像・音声の入出力インターフェース規格。1本のケーブルで、映像・音声・制御信号を送受信できることやデジタルコンテンツ保護の制御が可能なことから、DVR(デジタル録画機器)のほとんどに搭載されている。
【関連用語→DVR】 - HH
- Hitch Hike
「ヒッチハイク」の略。番組提供社が番組の終了のクレジットの表示直後の枠で出すCM。
【関連用語→CC】 - HUT
- Households Using Television
総世帯視聴率。調査対象となる世帯全体で、どのくらいの世帯がテレビ放送を放送と同時に視聴していたのかという割合。
【関連用語→PUT、SIU、TOT】
▼ I
- iNEX
- information NEtwork compleX
テレビ視聴率分析、テレビCM統計、テレビCM事後評価などメディアプランニングの各種データを統合したデータサービスシステム。 2004年4月より専用回線であった従来のiNEXをWeb化し、iNEX2へ移行。 - iNEXヘルプデスク
- iNEX2やACR for Win(2)などのサービスについて、操作方法やデータの見方に関するユーザーからの問い合わせに、電話やFAX、Eメールで対応しているビデオリサーチの専門窓口。
▼ J
- JAA
- Japan Advertisers Association INC.
社団法人 日本アドバタイザーズ協会。各業種の広告出稿社で構成された組織で、昭和32年創立。広告活動の質的向上と合理化をめざし、日本経済の健全な発展に寄与することを目的としている。 - JAAA
- Japan Advertising Agencies Association
社団法人 日本広告業協会(業協)。広告会社各社が広告業の健全な発達と広告活動の改善向上を図ることを目的に、昭和25年に発足した組織。 - JAC
- Japan Ad.Contents Production Companies Association
社団法人 日本アド・コンテンツ制作社連盟。映像広告制作上の規範と倫理の確立を行い、社会生活に効用をもたらす映像広告を制作することによって、放送文化の発展に寄与し、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする組織。 - JEITA
- Japan Electronics and Information Technology Industries Association
社団法人 電子情報技術産業協会。電子機器、電子部品の健全な生産、貿易及び消費の増進を図ることにより、電子情報技術産業の総合的な発展に資し、日本経済の発展と文化の興隆に寄与することを目的とした業界団体。
▼ K
▼ L
▼ M
- M1、M2、M3
- 個人視聴率の集計区分の通称。M1=男性20〜34歳、M2=男性35〜49歳、M3=男性50歳以上をさす。
【関連用語→F1、F2、F3】 - Mid Break
- 同一番組内で提供テロップ切り換えの合間に入れるCM。
▼ N
- NAB
- The National Association of Commercial Broadcasters in Japan
社団法人 日本民間放送連盟(民放連)。民間放送各社を会員とする社団法人。昭和26年に民放ラジオ局16社によって任意団体として創立され、翌27年電波監理委員会の許可を得て社団法人となった。民放共通の問題を処理し、民放の公共的使命の達成を目的とした組織。
▼ O
▼ P
- PM
- People Meter
「ピープルメータ」の略。世帯視聴率と個人視聴率を同時に調査するシステムで、日記式個人視聴率調査に代わるものとして米国で開発された。ビデオリサーチでは調査世帯のテレビごとに設置した視聴チャンネルを測定する「チャンネルセンサー」と個人の視聴を入力・表示する「PM表示器」により世帯視聴率と個人視聴率を同時に調査する方法を独自に開発。関東地区で1997年3月31日より、関西地区で2001年4月2日より、名古屋地区で2005年4月4日より導入。
【関連用語→PM表示器、個人視聴率】 - PM表示器
- ピープルメータ(PM)システムによる個人視聴率調査で使用する機器。個人のボタンの入力状況を光るイラストボタンで表示する。ボタンの押し忘れを防ぐために警報装置(ランプ&アラーム)を内蔵している。
【関連用語→PM、個人視聴率】 - PPV
- Pay Per View
デジタル放送やケーブルテレビ加入世帯が追加料金を支払って受けるサービスのひとつで、視聴した番組単位で料金を支払うサービス。
【関連用語→ペイテレビ】 - PT
- Participating Announcement
番組提供ではなく、番組内に挿入されるCMのこと。通常、数社のCMが挿入される。
【関連用語→SB、スポットCM】 - PUT
- Persons Using Television
総個人視聴率。調査対象となる世帯の4歳以上の個人全体の中で、どのくらいの人がテレビ放送を放送と同時に視聴していたのかという割合。
【関連用語→HUT、TOT】 - PVR
- 参照→DVR
▼ Q
- Qレイト
- 好感度。ビデオリサーチのテレビ番組カルテの対象番組視聴経験者のうち、その番組に好感を持った(「非常に好き」「まあ好きなほう」と回答した)人の割合。QはQuality。
【関連用語→Fレイト、テレビ番組カルテ】
▼ R
▼ S
- SB
- Station Break
「ステーションブレイク(ステブレ)」の略。ある番組から次の番組へ移る間の時間のこと。ステブレの周辺にミニ番組、ガイドなどが設けられ、スポットCMの中核をなす時間枠となっている。
【関連用語→PT、スポットCM】 - SDTV(SD)
- Standard Definition Television
標準テレビ放送。従来のアナログ放送と同程度のテレビ画質をデジタル放送で実現したもの。
【関連用語→HDTV、マルチチャンネル編成】 - SIU
- Sets In Use
「セッツインユース」の略。調査対象世帯のテレビやラジオのスイッチの入れられている受像(信)機の割合。家庭内のテレビ台数が複数になり、セット単位では世帯単位の稼働状況が表せないため、総世帯視聴率を表すものとして、現在ではHUTが使われている。
ちなみにラジオは調査単位が個人の為、SIUが「全局個人聴取率」を示す。
【関連用語→HUT】 - STB
- Set Top Box
「セットトップボックス」の略。テレビに接続して様々なサービスを受けられるようにする機器の総称。テレビの上に置いておくことが多いことからこう呼ばれる。衛星放送やケーブルテレビの受信機、電話回線に接続してインターネット接続や通信カラオケを提供するものなど、様々な種類がある。メディアのデジタル化の進展において、録画機器やゲーム機などもこの範疇に近づいている。
▼ T
- TCP/IP
- Transmission Control Protocol/Internet Protocol
プロトコルとは通信で正確なデータをやり取りするための「通信規則」のこと、その中でもTCP/IPはアメリカARPA(高等研究計画局)の提案により作成されたインターネット利用の標準プロトコルである。現在ではLANやイントラネットにも応用されている。 - TOT
- Total Of Television
全局合計視聴率。ある時間帯における各局の視聴率を合計した数字。個人の全局合計視聴率(局別視聴率の合計)は、PUTと同じ。なお、世帯視聴率調査では、複数のテレビを調査対象としているため、同時に異なった局を見ている世帯がある場合、全局合計視聴率はHUTより高くなる。
【関連用語→HUT、PUT】
▼ U
- UHF
- Ultra High Frequency
極超短波。300〜3000MHz(波長10cm〜1m)までの周波数帯の電波。VHFに比べて直進性が強く到達距離は短いがチャンネル数を多く取れる(50チャンネルまで収容可能)。地上デジタルテレビ放送は、すべてUHFである。
【関連用語→VHF、地上デジタルテレビ放送】
▼ V
- VHF
- Very High Frequency
超短波。30〜300MHz(波長1〜10m)までの周波数帯の電波。アナログ停波までの民法アナログテレビ局の半数と、現在もFMラジオ局がこのVHFを使用している。UHFに比べてチャンネル数はあまり多く取れない(12チャンネルまで収容可能)が到達距離は長い。地上デジタルテレビ放送移行にともなって空きチャンネルの有効活用が模索されている。
【関連用語→UHF、地上デジタルテレビ放送】 - VOD
- Video On Demand
映画などの映像をネットワーク経由で、ユーザーの要求に応じて配信するサービス。大容量のデジタル映像データベースと高速大容量回線を組み合わせる必要がある。有線放送やセットトップボックス、インターネット等の配信手段とテレビ受像機や携帯電話、PCなどの視聴手段で様々な組み合わせのサービスがある。 - Video Research Information Town
- iNEX2をはじめとしたビデオリサーチによるWebサービスのポータルサイト。
【関連用語→iNEX】