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首相“原発稼働ゼロは国民の覚悟”
9月16日 13時24分

首相“原発稼働ゼロは国民の覚悟”
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野田総理大臣は、NHKの「日曜討論」で、原発事故を受けた政府の新しいエネルギー政策について、将来的な原発の稼働ゼロは国民の覚悟だとしたうえで、ことしの年末までに、再生可能エネルギーの普及拡大策など、具体的な計画を取りまとめる考えを示しました。

野田総理大臣は政府の新しいエネルギー政策で2030年代に原発の稼働ゼロを可能とするよう取り組むとしたことについて、「去年の事故を受けた国民の覚悟だ。それを踏まえて、政府も数十年続いてきた原発を中心とするエネルギー政策を大きく転換させる覚悟を決めた。ただし課題はいろいろあり、すべてを見通せるわけではないので、柔軟性を持たなければいけないというのが今回の位置づけだ」と述べました。
そのうえで野田総理大臣は、「今後、国家戦略会議や閣議で決定し、それを踏まえて地球温暖化との関係とか、関連するいろいろな計画が出てくる。そして年末までに計画をまとめるというプロセスをたどっていく」と述べ、ことしの年末までに、再生可能エネルギーの普及拡大策など、新しいエネルギー政策に基づいた具体的な計画を取りまとめる考えを示しました。

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