尖閣諸島国有化に反対する反日デモ 16日も中国各地で始まる
日本の尖閣諸島国有化に対する反日デモは、15日に続き、16日も中国各地で始まったが、一部で変化も見られている。
デモは、日本時間午前9時ごろから始まり、北京の日本大使館前には、多数の武装警察のほか、フェンスを2重にする措置がとられている。
広東省深センでは、デモ隊と当局が一部で衝突したものの、15日、各地で一部デモ隊が暴徒化したことで、国際的なイメージの低下を恐れた当局が、規制に乗り出したとみられる。
山東省青島では、15日、複数の日系企業の施設が襲撃され、焼き打ちに遭うなど、大きな被害を受けた。
デモ隊の襲撃を受けたホンダの販売店では、車が焼け焦げ、無残な姿をさらしている。