2012年 9月 15日 中学校の運動会で熱中症　１５人搬送 △▼ １５日午後、岡山市の中学校の運動会で、生徒など１５人が熱中症のような症状を訴え、病院に搬送されました。１５日午後２時半頃、岡山市南区築港ひかり町の福南中学校で、教員から「運動会で、熱中症の症状を訴える人が多数出ている」と１１９番通報がありました。警察などによりますと、中学３年生１４人と卒業生１人が熱中症のような症状を訴え、病院に搬送されました。この内２人が会話ができず自分で立つことが出来ない中程度の熱中症とみられ、残る１３人は軽症とみられています。福南中学校は運動会で、当時３年生のリレーが行われており、走り終わった生徒が相次いで熱中症のような症状を訴えたということです。１５日の岡山市の最高気温は３１・６度で８月下旬並みの暑さになっていました。 岡山〜ソウル便増便 ▲▼ 岡山〜ソウル便が、１４日、これまでの週７往復から９往復に増便されました。岡山空港では、記念の式典が開かれました。式典には、岡山県の石井知事や運航する大韓航空の関係者など約４０人が出席し、テープカットして増便を祝いました。増便されるのは、金曜日と日曜日の午後８時５０分に岡山を出発する便、その折り返しで、土曜日と月曜日の午前９時に岡山に到着する便の２往復です。岡山〜ソウル便は、予約が取りづらい便もあるほど搭乗率は好調で、今回の増便によって、更に、利便性の向上と観光振興に期待が高まります。岡山〜ソウル便は、１９９１年に、中四国初のソウル便として週４往復で就航し、２００４年から毎日１往復の運航となっていました。 ファジアーノ惜敗 ▲▼ サッカーＪリーグは終盤を迎え、Ｊ２のファジアーノ岡山は、１４日アウェーで甲府と対戦しました。山梨中銀スタジアムで行われたファジアーノ岡山の対戦相手は、首位をキープするヴァンフォーレ甲府。前半１８分、ファジアーノの金民均が絶好のシュートを放ちますが、わずかにコースをそれ、前半０対０で折り返します。試合が動いたのは後半１５分、浮き玉のパスを甲府のＦＷダビに蹴り込まれ、先制点を奪われてしまいます。決定力の違いで、ファジアーノは０対１で甲府に敗れ、順位を１つ落とし１１位となりました。Ｊ１昇格に向け、ギリギリのランクで粘るファジアーノ、残り９戦に望みをつなぎます。 仁尾八朔人形まつり ▲▽ 戦国時代の歴史の名場面を人形で再現し、古い町並みの中で展示する仁尾八朔人形まつりが、１５日から三豊市で開かれています。このイベントは、かつて旧暦の８月１日である八朔の日に、男の子と女の子の節句を一緒に祝う風習が仁尾町にあったことから、町おこしにつなげようと１４年前から毎年この時期に開催しているものです。会場では、古い町並みが残る通りの軒先などに、石や苔、盆栽などで作った舞台に人形を置き、平家物語の名場面を再現するなどした２４の作品が展示されています。中でも人気を集めていたのが、香川高専詫間キャンパスの生徒たちが住民と作った「牛若丸と弁慶」です。プロジェクターで映し出されたＣＧの映像に合わせ、牛若丸と弁慶の人形が動くユニークな展示で、大勢の観光客が見学していました。仁尾八朔人形まつりは１７日まで開かれ、期間中約１万５千人の人出を見込んでいます。