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JR貨物、がれき専用列車運行へ 19日から仙台−東京間

 JR貨物は19日、東日本大震災の災害廃棄物専用列車の運行を仙台貨物ターミナル(仙台市宮城野区)−東京貨物ターミナル(東京都品川区)間で始める。東京都が受け入れている岩手、宮城両県のがれきを運ぶ。
 コンテナ貨車18両が1日1往復する。5トンまで積載できるコンテナを、1回に最大90個を輸送する。放射能被害を心配する沿線住民の感情に配慮し、完全密封できる専用コンテナを使う。
 石巻市、宮城県女川町、岩手県大槌町のがれきを運搬する。仙台まではトラックで輸送。東京貨物ターミナル駅からは都の清掃工場に搬入する。3市町のがれきは昨年11月から定期の貨物列車で東京に運んでおり、専用列車は初めて。JR貨物は10月9日、震災で休止中の石巻港−仙石線陸前山下(石巻市)間で、1日3往復のコンテナ輸送を再開する。このうち、1往復は災害廃棄物専用列車にする予定で、同日以降は仙台−石巻間のがれき輸送は鉄道に切り替わる。


2012年09月16日日曜日


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