今日は松江市内を中心とした写真を掲載してみよう。
「松江しんじ湖温泉駅」というだけあって、足湯に無料でつかることができる。ただ、タオルは自分で用意していった方がよい。駅の売店で100円払えばタオルを購入する事もできる。
縁結びパーフェクトチケットは、レイクラインもカバーしている。松江駅から米子空港までの空港バスに乗るために、ホテル一畑前のバス停から乗ってみたが、あまりにも遅くて空港バスに乗り遅れそうだったので、途中でタクシーに乗り換え、松江駅まで移動した。
ホテル内部を浴衣やサンダルでうろうろして、レストランまで行くのはまずいだろうと思っていたら、多くの人々がそうしていた。そういえば、日本ではホテル内を部屋に備え付けの浴衣やサンダルでぶらぶらできるのだということを忘れていた。だが、これを外国でやるとひんしゅくを買うので、習慣にならないよう気をつけたい。
宍道湖といえばしじみが有名である。朝はしじみ漁でにぎわう。ホテルでの朝食にはもちろんしじみ汁が出てきて、これがおいしかった。
松江市といえば、世界に名高い Ruby の生みの親であるまつもとゆきひろ氏が居住している。Ruby に関する合宿や会議もこの地で開かれるし、行政と企業もこれにあやかった動きを見せている。
島根ふるさと館は、松江城の隣にあり、島根県内各地のお土産がまとめて買えるようになっている。松江は金沢と並んでお茶菓子が充実している事で有名で、実際ここで様々な種類のお茶菓子を試食しながら買うことができる。もちろん、松江のお茶がおいしいからこそ、お茶菓子も豊富に充実するので、お茶もここでチェックしたい。
郷土館は博物館となっていて、昔ながらの生活用具の展示がなされている。12年ごとに行われる船の祭り、「ホーランエンヤ」が今年5月に行われたばかりという事で、この祭りに関する展示が特別に行われていた。
松江城の天守閣は1611年、5年の歳月をかけて完成された。山陰地方では唯一明治時代の破壊を免れた城であるという。
望楼式の最上階は、360度を見渡すことができる。
松江には小学生から高校生くらいまでは毎年お盆に訪れていた。それが大学に入ると毎年でなくなった。大学院に入ってからは祖母の葬式で訪れているはずなのだが、実はそのときの記憶がほとんどない。ということで、松江に関する記憶は1990年代半ばでほとんど止まっていた。
十数年ぶりに松江を訪れて驚いたのは、実は小さい頃から慣れ親しんでいたはずのこの町の事を自分自身よくわかっていなかったという事と、今まで自分が訪れた世界各地の観光都市と比べても十分に誇れる歴史、風土、観光名所、食事、宿泊施設、そしてインフラが整っているという事である。その割には、日本人以外の観光客が夏の観光シーズンにほとんど見られなかった。もったいない気がしてならない。