「国民の審判を・・・・・・!」(6)
「国民の審判を・・・・・・!」(6)
次回の解散総選挙で、民主党と自民党が第一党を争い、どちらかが勝って「総理大臣の椅子」を得るでしょう。しかし、過半数を確保する事は不可能で、参院の捩じれを解消して政治を動かすには「大連合」しかない。
予測としては、現在の情勢では自民党・石破総理大臣が有力でしょう。昨日も書いたが「赤字国債発行法案」の処理で、唯一、野田現総理との妥協を指摘する石破氏が「大連合」に走る可能性は十分にあります。
自民党内には、石原氏を推さず「安倍元総理」の復活を期する勢力もあるが、5年前の「突然の辞任劇」に疑問を残す現状では、国民は納得しないでしょう。理由・原因が単なる「病気」とは不可解過ぎるからです。
臨時国会が開幕し内政・外交共に重要課題が山積している中で、かつ所信表明演説を行って僅か2日後での退陣表明を、野党側は「無責任の極み」であるとし次のような批判をおこなった。
① 「参院で過半数を失って辞めず、改造し、所信表明をし、そして代表質問の前に辞職と言う例は初めてです。(民主党小沢一郎代表)
② 「参院選の後に辞めていればよかった。こういう形の辞任は国民に失礼」(民主党・鳩山由紀夫幹事長)
③ 「タイミングがあまりにひどい、無責任です。『ぼくちゃんの投げ出し内閣』だ。小沢代表との会談が断られただけで辞任するのは子供っぽい理由」(社民党・福島瑞穂党首)
④ 「所信表明直後の辞任は前代未聞」(共産党・志位和夫委員長)
日本国外のメディアもトップニュースで 「日本の安倍首相がサプライズ辞職」、「プレッシャーに耐えきれなかった」(アメリカCNN)などと報じた。
欧米諸国の報道では批判的な意見が多かった。
現在も、安倍氏は「健康不安」が理由としているが、誰も信じていない。
はっきりと理由を釈明して、自民党総裁選に臨むのが、国民に対する礼儀ではないでしょうか。都合が悪くなれば又逃げ出す不安が付き纏う。
熱海の爺
追伸・今朝のTV報道で「刑事被告人・小沢一郎」の率いる「国民の生活が第一」の支持率が、1%からダウンして、0.8%と出ました。愈々、国民から見放され、政界の渦の中に溺れ去って行くようですね。
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