「国民の審判を・・・・・・！」（4）
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「国民の審判を・・・・・・！」（4）
９月２１日の「民主党代表選」は、９９％「野田首相」の再選で決まりでしょう。問題は「自民党総裁選」です。本命・石破氏（60％）。対抗・石原氏(３０％）。穴・安倍氏(１０％）の順序でしょう。町村氏・林氏は論外です。
党員・党友票が集まれば、決選投票なしで「石破氏」の総裁就任が決まる可能性が高いと予測されます。目前に迫った衆院選を考えれば、自民党は国民の信任を得られる「石破氏」を選ぶのが最善の策でしょう。
石破氏は、意外と柔軟性も有しています。「３党合意を尊重」し「近いうち」密約にも拘らないと発言しています。民主党との連携が必要との先見性も持ち合わせています。強面に似合わず冷静な判断ができます。
昨今の、中国・韓国との領土問題の解決にも、他の政治家にはない腰の据わった対応が期待できます。安倍氏の総理就任直後、中国に摺り寄った弱腰外交を考えれば、彼は毅然とした主張と判断を示すでしょう。
石原氏が自民党総裁になる可能性を３０％と予測した理由は簡単です。派閥長老支配。平成の明智光秀等の非難より彼の資質の問題です。石原慎太郎都知事の長男として２０年余り政界に生きて参りました。
その間小泉内閣で「国土交通大臣」として「道路公団民営化」を手掛けた際「藤井総裁」の反発に立ち往生し醜態を晒しました。民営化推進委員７人の内、今井委員長以下５人が辞任し窮地に追い込まれたのです。
残った二人は「大宅映子 - ジャーナリスト・評論。猪瀬直樹 - ノンフィクション作家・評論家」でした。その後猪瀬氏は「東京都・副知事」になりました。「道路公団」は民営化されましたが、彼の資質は暴露されました。
そして、昨日「汚染土壌処理問題の最終処理場」で、決定的な発言ミスを犯しました。「福島原発の第１サティアンしかない」と、後で「言い間違えた」と弁明しても、自民党総裁・総理大臣への道は閉ざされました。
大穴と目される「安倍元首相」は、橋下大阪市長の「日本維新の会」との連携を匂わせ、選挙に不安のある輩を集める策でしょう。しかし、残念ながら、首相辞任の真相に疑問符の付く現状で復活は不可能です。
９月２１日の民主党代表選は、波乱なく「野田首相」が圧勝する事は確実です。９月２６日の自民党総裁選は多少波乱含みです。石破・石原の決選投票に持ち込まれる可能性が残されているからです。
最終的に「民主党・野田首相」対「自民党石破総裁」で、衆院解散選挙が戦われるでしょう。そして、日本の新しい総理大臣が「国民の審判」で決まる日が来る事を、国民一人一人が強く望んでいるのは確かです。
熱海の爺
追伸・颱風の眼とされる「小泉進次郎氏」は、９月１９日に態度を表明すると発言しているが、先日TV番組で「飯島氏（元小泉純一郎氏秘書）」は「彼は賢いから、敵を作る発言は控える」と断言しています。
つまり「誰を支持するとは言わない」し、言えないというのだ。故に、大勢に影響を及ぼす事態にはならないと判断します。此処は黙っているのが、小泉進次郎氏の将来のためになると考えるべきでしょう。
「政治被告人・小沢一郎」率いる「国民の生活が第一」は、完全に政界の大混乱から見放され、マスコミに一行も取り上げられません。同じ新党でも「日本維新の会」とは雲泥の差です。哀れな末路が待っています。
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