阪神で中村勝広GM(63)への期待が高まっている。チーム再建に向けての戦力整備はもちろんだが、それだけではない。チーム内に噴出しているのは中村GMの“教え子”でOBの新庄剛志氏(40=現タレント、実業家)をカムバックさせてほしいという声。大スターの“SHINJOエキス”も新生・虎には必要というのだ。
5位に低迷する猛虎の再建を託されて、初代GMという大役を引き受けた中村氏。補強、育成、コーチ人事などさまざまな面から改革の行方が注目されるが、グラウンド外でも期待度は大きい。そのひとつが“新庄獲り”だ。「新庄を呼んでくれたら盛り上がるのは間違いない。(コーチとしての入閣など)戦力的な面での協力でなくても、何らかの形で彼が協力してくれれば話題にもなるしね」(球団幹部)
新庄氏といえば阪神時代から人気が桁違い。その後、メジャーリーグに移籍し、さらに知名度アップ。日本に帰ってからは日本ハムに在籍したが、そこでは“マスクマン”に変身したり、バイクでグラウンド入りしたり様々な「新庄劇場」と呼ばれるファンサービスでも沸かせた。2006年の引退後は野球界と一線を画しているが、古巣に“復帰”すれば話題性は計り知れない。
その新庄氏と中村GMは選手と監督として1990年代前半の阪神低迷期を過ごした間柄。そもそも新庄氏の非凡な野球センスを見いだしたのも中村GMだ。そんな師弟関係を踏まえて、新庄氏の獲得を熱望する声が高まっている。球団内では「“現場”が難しいなら“営業部長代理”を期待したいですよね。あれだけスター性がある方はそういない。イベントひとつやるにしても、球団営業部の主催じゃなくて『新庄プロデュース』となれば、まるでインパクトが違う」との声も出ているほどだ。
人気低迷も著しい虎。肝心の中村GMは「新庄の力で人気回復? その前にやることがたくさんあるでしょう」と苦笑しているが、周囲の超人気者・新庄氏へのラブコールはまだまだ盛り上がりそうだ。
制作費3.8億台湾ドル(約10億円)をかけた台湾発の超アクション大作「ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode 1」が9月8日(土)に全国ロードショーされる。ハーバー・シティを舞台に、刑事とチンピラの凸凹コンビが台湾消滅の危機に立ち向かう!