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【芸能・社会】

帰ってきた桑田 約束の宮城公演 5年ぶりソロツアースタート

2012年9月16日 紙面から

 桑田佳祐(56)が15日、宮城県利府町の宮城セキスイハイムスーパーアリーナで5年ぶりのソロツアー「I LOVE YOU−now&forever−」をスタートさせ、約8500人を楽しませた。「必ずまた帰ってくるからね〜」。「希望の轍」の大合唱で終わった昨年9月11日から370日。被災地復興と自らの復活を重ねた「宮城ライブ」での約束通り桑田が帰ってきた。

 昨年は、一時は遺体安置所だったアリーナが、音楽イベント再開となる最初のライブ。厳かな雰囲気で黙とうを捧げてから1年。今回は、2年前に食道がんのためやむなく中止となったツアーのリベンジでもある。

 午後5時すぎ、スーツ姿の桑田が姿を見せると、「ウォー」という大歓声。桑田は1曲目から小さくジャンプしたり、軽く猪木ポーズも飛び出して元気いっぱいだ。

 72万枚とヒット中のアルバム「I LOVE YOU−now&forever」から次々と曲を繰り出す。トークでは、「やっぱり皮切りはここからでしょ」と宮城へのこだわりをみせ、「1年いろいろありましたけど、元気でした? おかげさまでオレも元気でやらしてもらってます。去年のDVD見て、いろんな人が“よかったよ”って言ってくれたんですけど、サンドウィッチマンにも褒められちゃって」と笑わせた。

 近く結婚するというファンを見つけて、祝福した後、「幸せのラストダンス」をプレゼント。夏目漱石ら文豪の作品にメロディーをつけた約20分の大作「声に出して歌いたい日本文学<Medley>」をライブでは初披露した。

 また、「愛しい人へ捧ぐ歌」の前には、「亡くなられた方が安らかに眠られるますように、この会場に絶対戻ってくる、そんな気持ちで作りました」と語りかけ、“復興ソング”「Let’s try again」など全25曲で会場は大盛り上がり。

 お約束の下ネタを交えたり、「青葉城恋唄」を替え歌にしたり、たっぷり楽しませながら、「去年は涙をこらえるのが大変だったんですけど」「日本に生まれて音楽と出合ってよかったと思いました」としんみり話す場面も。

 アンコールで、アルバムがチャートで3週連続1位を記録したことに触れ「まだまだ自分が必要とされてるんだなと思いまして、生きる自信になりました」と心境を明かした。3時間弱のステージをやり切って、本当の意味で復活ののろしを上げた桑田の目が、珍しくうるんで見えた。ライブは、16日も同所で。大みそかまで10カ所で約20万人を動員する。

 

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