たまに遠慮されているようなので、お気軽にご連絡くださいという告知コンテンツです。一人のライターの視点から、プレスリリースの悪例について考えてみました。
記者本人に送っていない
難しいのは承知ですが、できれば窓口ではなく、記者本人に送りましょう。特に大手メディアだと、ネタがよくてもスルーされる場合があります。このソーシャルな時代、ちょっと人脈を辿ればすぐに記者の連絡先ぐらいゲットできるはずです。記者とのつながりを得るのはPRパーソンの基本的な仕事ですので、ぜひ頑張りましょう。
PR会社や広告代理店に丸投げしている
やっぱりライターとしては、本人の声が聞きたいです。きれいにまとまっているけど無機質なものよりも、少しまとまっていなくても、人間性を感じさせるものの方が好きです。
これはあくまで僕の場合ですが、「代理店に丸投げ」感のあるリリースは書く気が起きないので、基本的に掲載していません。
熱意を感じない
PR会社に依頼するのと同系列のダメな例ですが、やっぱり熱意を感じさせるものが、書く気を起こさせてくれます。広報担当者が淡々と書いたものより、開発や企画に関わった方ご本人の熱い気持ちを感じさせる文章がいいです。
コピペ
絶対コピペじゃだめ、というわけではありませんが、僕のブログを読んだ上でメッセージを送ってくれている場合は、やっぱり嬉しくて書きたくなります。まぁそこら辺は人間ですので…一斉送信メールってなんか嫌ですよね。
これは僕に限らず、一般的な記者の攻略法です。リリースを送る場合は、その人がどんな媒体でどんなテイストの記事を書いているかを、事前に下調べしておくのがおすすめです。その中で気に入った記事があれば「この記事好きです」とメッセージを添えると、なお書いてもらいやすくなります笑
何だか要領を得ない
とりあえずリリース資料だけ見て書いて欲しいのか、会って取材して欲しいのか、アドバイスが欲しいだけなのか、こちらに何を期待しているのかよく分からないものはスルーしてしまいがちです。
サービス自体が琴線に触れない
これはどうしようもないですが、ライターの琴線にすべてのものが触れるわけではありません。例えば僕の場合は、ソーシャルゲームや出会い系に対しては興味が薄いので、リリース頂いても書かない可能性が高いです。逆に、ソーシャルグッドな要素があるものは高い確率で掲載します。僕に限らず「ライターの好み」ってあるので、ここら辺を見極めて送ることをおすすめします。
プレス素材(特に画像)がない
アプリの場合などは、画面キャプチャがあると非常に記事にしやすくなります。加えてサービスロゴ、ファウンダー、チームメンバーの写真なんかもあるとグッドですね。リリース本文では語れなかった、人間的なエピソード(起業の経緯とか)なんかも、余裕があれば添付するとよいかも。僕はそういうの読みます。
サービスリリース記事を記者に書いてもらいたい時は「プレス素材」を用意しよう
電話番号がない
僕はあまりしませんが、ライターによっては電話で簡単な追加取材をする方もいらっしゃいます。スタートアップ関係のリリースだと電話番号掲載していないこともありますが、念のため「ご不明な点あればお気軽にご連絡ください」としたためた上で、電話番号も知らせておきましょう。
リリース資料送って頂ければ(多分)ブログ記事にします
というわけで告知本文。
色々書きましたが、何かサービスやキャンペーンをリリースする際は、ぜひメールやフェイスブックなどでご連絡をください。割と高い確率でブログ記事にさせて頂きます。今までの実績でいうと、頂いたものの8割は記事化させて頂いております。
数が多いため、恐らくお返事はしないと思いますが、リリース関係のご連絡は一通りチェックしております。送るだけならタダなので色々情報くださいませ!
nubonba@gmail.com