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<<   作成日時 : 2008/01/18 01:26   >>

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第138回芥川龍之介賞 直木三十五賞の選考委員会が
平成20年1月16日(水)午後5時より
築地・新喜楽(1階奥座席は芥川賞 2階は直木賞)で開かれ
芥川賞に川上未映子(1976〜)の「乳と卵」が 
直木賞に桜庭一樹(1971〜)の「私の男」が受賞作に決まりました
                                 (17日付)

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  川上未映子    未映子の純粋非性批判 http://www.mieko.jp/

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             桜庭一樹  公式サイト http://sakuraba.if.tv/

いうまでもないことだけど 芥川賞 直木賞 というのは
菊池寛(1888〜1948)が日本文学振興会を発足して 1935年に
創設した文学賞のはしりです
第一回の芥川賞は 石川 達三(1905〜1985)の「蒼氓」です
今は 文庫版では 入手しにくいですが「蒼氓」「人間の壁」
「青春の蹉跌」などの作品はぜひ読んでみて下さい

直木賞の第一回は川口松太郎(1899〜1985)の「風流深川唄」
「鶴八鶴次郎」などですが まだ読んだことはありません
 
特に芥川賞 直木賞は 他の文学賞もそうだけど
作家に対してというよりも 作品に対して贈られるものと思ってたが
芥川賞 直木賞の歴史を振り返ってみるとどうもそうじゃないみたい
候補者はまだ受賞するには早いとか 受賞した後 活躍することが
前提だとか そんなのほっとけよ! 作品が勝負でしょう!
直木賞は きっちり作家的地位を確立した人が貰うものになってきたし・・
まあ 私には関係ないことだけど・・・ 

文藝春秋社 芥川賞受賞者サイト 
         http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/
文藝春秋社 直木賞受賞者サイト 
         http://www.bunshun.co.jp/award/naoki/

このごろの芥川賞 直木賞の作品選別も 受賞理由も
私には「なんかよくわからん」ことが多くなってきた
これだけもてはやされる 芥川賞 直木賞の本当の存在理由は
なんだろうね

柴田錬三郎に第75回直木賞の選考会の後の感想で 芥川賞の
受賞作(限りなく透明に近いブルー)を「公衆便所の落書」といわれた
あの村上龍がベテラン作家になり 
芥川賞の選考委員をしているのですから 時代が変わったのか 
私が 年を取ったのか・・・・・

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タイトル (本文) ブログ名/日時
川上未映子、芥川賞をとったらCDに注文殺到
「乳と卵」で、第138回芥川賞を受賞した歌手の川上未映子さん(31)が、「未映子」名義で05年9月に発表したCDアルバム「頭の中と世界の結婚」の注文が、同賞発表直後の17日に4000件を超えたことが分かった。音楽レーベルの担当者は「売り上げ約800枚の作品に、1日で5倍の出荷依頼があり驚いている」と話している。注文の入った4000枚が順調に売れると、オリコンアルバム週間ランキングでの100位入りも期待できる。「頭の中と世界の結婚」は7曲入りで、川上さんの一番最近の作品。かけが... ...続きを見る
世界のスター・芸能ニュースブログ,<st...
2008/01/18 18:49
読書の氷 01252008
 小説は人によって好みがわかれる。若い頃は敬遠がちだったが、近頃は女流作家の作品の方により魅せられている。山本文緒、唯川恵、江國香織、角田光代、村山由佳、岩井志麻子、中山可穂、絲山秋子、田口ランディ、恩田陸など、手当たり次第に読んでいる。女の独特、微妙な感性、感触でストーリーをすすめるが、リアリティがあろうがなかろうが、以前よりはそう気に掛からなくなった。  若手の男性作家は嫌いではない。吉田修一、片山恭一、本多孝好、大崎善生もよく読む。ただ、善し悪しは別としても、村上春樹の手法が、人間... ...続きを見る
つき指の読書日記
2008/01/25 07:57

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