反日デモ、北京で暴徒化

2012年9月15日 13時06分
(12時間15分前に更新)

 【北京、長沙、西安共同=大熊雄一郎、渡辺靖仁】日本政府による尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化に抗議する反日デモが15日午前、北京や上海、江蘇省蘇州、陝西省西安、湖南省長沙、広東省東莞など中国の少なくとも8都市で一斉に行われた。各地の規模は数千人。北京の日本大使館前ではデモ隊が暴徒化し、バリケードを一部破壊、武装警察隊員と衝突した。

 11日の国有化後初の週末で、中国当局が抗議活動を一部容認する姿勢を示したこともあり、大使館前には千人以上が殺到した。

 長沙のデモには2千〜3千人が参加、日本車のフロントガラスを割るなど一部が暴徒化。日の丸を焼いたり、破いたりして気勢を上げた。蘇州の反日デモには約2千人が参加した。西安でも複数のグループがデモ行進した。

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