ここから本文エリア 「神札と伊勢信仰」の企画展2012年09月12日
「神札(おふだ)と伊勢信仰」と題した企画展が、伊勢市の神宮徴古館で開かれている。木箱に入れられ通常より大きく厚みがある宮家や旧皇族などに献上する神札の見本を初公開したほか、神札の歴史や製作過程などがわかる資料も展示してある。 各地で御師が配っていた「御祓(おはらい)大麻(たいま)」が廃止され、1872(明治5)年に神宮が「神宮大麻」を配るようになり今年で140年。これを記念した企画展で、江戸時代の「御祓大麻」や、御師が各地を回るのに背負って歩いたおはらいの道具、現存するものでは最古の伊勢暦(1596年)なども見ることができる。 1900年度以降、神宮大麻の数の推移を見ると、敗戦前年の1944年度が約1330万体で最高だったが48年度に約500万体まで落ち込んだ。その後、再び増加に転じ、昨年度は約890万体と神宮の大きな収入源となっている。 入館料は一般300円。企画展は12月2日まで。(中村尚徳)
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