広島県三次市:妖怪コスプレで町の中を練り歩く
毎日新聞 2012年09月15日 18時59分(最終更新 09月15日 19時37分)
江戸時代の怪談「稲生物怪録(いのうもののけろく)」の舞台となった広島県三次市で15日、コスプレファンら約30人が色とりどりの妖怪の衣装をまとい、町中を練り歩いた。
地元有志が、町おこしにつなげようと5年前から毎年開催。今回は古事記編さん1300年を記念し、天孫降臨に関わった神々がテーマで、顔に鮮やかなペイントを施した美しい女神も降臨した。
稲生物怪録は、主人公の少年が次々訪れる一つ目入道などの妖怪を1カ月間耐えしのぐ物語。だが地元は、行列のような美しい女神が来てくれるなら毎日でも大歓迎だ。【稲生陽】