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「洗濯物外に干さない」40% 福島市・住民調査

 福島市民の5人に2人が福島第1原発事故の放射線を気にして洗濯物を外に干していないことが14日、市の実施した市民アンケートで分かった。
 洗濯物を外に干しているかどうかを尋ねる質問で「干していない」と答えた人は40.0%で最も多かった。「以前は干していなかったが、今は干している」は34.2%、「干している」は25.8%だった。
 食べ物の放射線量と産地については「気を付けている」が69.9%と7割に迫った。「以前は気を付けていたが、今はしていない」は15.1%、「気を付けていない」は15.0%だった。
 外部被ばく不安を感じるかどうかでは「大いに不安」が40.5%、「やや不安」が40.6%で、不安を感じている人が8割を超えた。「あまり不安ではない」は14.7%、「不安ではない」は4.3%だった。
 国と福島県、市に取り組んでほしい放射線対策(複数回答)は、多い順に「健康管理」「正確な情報の発信」「除染の実施」だった。アンケートは5月、福島市の20歳以上の男女5500人に郵送して尋ねた。回答率は54.9%。


2012年09月15日土曜日


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