JAMA 一般社団法人日本自動車工業会Englishヘルプサイトマップ   
自工会の概要リリース/会見データファイルライブラリー
ホーム > ライブラリー > JAMAレポート > No.106

2.軽自動車の使用実態変化

1)軽乗用系

●運転者は未婚の男女が増加、平均年齢も低下、併有率は8割に近く「軽自動車との併有」が増加
 軽乗用系ユーザーの男女比率は女性が65%を占める。既婚女性は今回調査でも半数以上を占めるが54%と微減、未婚の男性・女性が増加傾向にある(図3)。

図3.主運転者の性別と未既婚
図

 年齢をみると29歳以下が増加し、上昇傾向にあった平均年齢がやや下がっている(図4)。

図4.主運転者の年齢
図

 クルマの併有率は77%で、前回調査と同様8割に達しようとする高率である。「併有車あり」と回答した層では「普通・小型車との併有」が多数を占めるが「軽自動車との併有」が増加し、20%に達した(図5)。

図5.併有車の有無と併有車の車種
図

●「通勤・通学」や「買い物」の足として「ほとんど毎日」使われ、使用期間は長期化
 主な用途では「通勤・通学」の比率が37%、これに次いで「買い物」が高く、こうした『日常の足』としての用途が変わらず高い比率で推移している(図6)。

図6.主用途
図

 使用頻度については「ほとんど毎日」と回答するユーザーが、わずかに減少したものの約7割を占める傾向が続いている(図7)。

図7.使用頻度(ほとんど毎日使用する人の比率)
図

 前保有車の使用年数は7.0年とわずかに下がったが、長期的にみると長くなる傾向にある(図8)。

図8.前保有車の使用年数(最近2年間の新車購入のみ)
図

2)軽キャブバン・キャブワゴン

●運転者は既婚男性が60%、商用用途が増加
 主運転者は、男性既婚者が変わらず多数を占め、60%である(図9)。平均年齢は50歳を超えている(図10)。

図9.主運転者の性別と未既婚
図

図10.主運転者の年齢
図

 用途は、商用用途が増加して60%となった(図11)。仕事や商売での使い方では「一般家庭などへの配達」や「工場・現場まわり」「セールス・営業関係」などが上位を占めている(図12)。

図11.主用途※2
図

図12.仕事・商用での使い方(複数回答)
図
※2
●商用用途車:主用途が「仕事・商用」で、農業以外に使うキャブバン
●乗用用途車:主用途が「通勤・通学」「買い物」「送迎」「レジャー」のキャブバン
●その他:上記以外(主用途が「仕事・商用」で、農業に使うものなど)

3)軽トラック

●運転者は既婚男性が77%、農用用途以外が増加
 主運転者は、男性が88%と9割に近く、男性の既婚者は77%を占めている(図13)。

図13.主運転者の性別と未既婚
図

 年齢別では60歳以上の比率が減少、40代が増加したが、依然として高齢者が中心となっている(図14)。

図14.主運転者の年齢
図

 用途比率では「農用用途」が40%を占める(図15)。仕事・商用での使い方は「田畑への往復、農機具、農作物の運搬」が最も多い(図16)。

図15.主用途※3
図

図16.仕事・商用での使い方(複数回答)
図
※3
●農用用途:主用途が「仕事・商用」で、田畑への往復、農機具・農作物の運搬といった農業用途のみに使うケース
●農用用途以外:上記以外の用途

──────

← 前へ 2/5 次へ →

Copyright (C) Japan Automobile Manufacturers Association, Inc.