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注水量“問題解決”後に再低下9月14日 13時44分
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東京電力福島第一原子力発電所で、原子炉に送る水の量が低下していた問題で、東京電力は13日、問題は解消されたと発表しましたが、14日になって再び注水量が下がっていることが分かり、原因の調査や対策が十分だったか対応が問われています。
東京電力によりますと、福島第一原発の1号機で13日午後9時から14日午前1時にかけて、原子炉に送る水の量が1割ほど低下していることが確認されました。
また、2号機でも午前1時から7時までの間に注水量が低下しました。
いずれも冷却に必要な量は確保されているということで、東京電力は状況を監視しながら注水量を増やす対策をとっています。
福島第一原発では先月30日に、1号機から3号機の原子炉への注水量が冷却に必要な量を下回る問題が発生しましたが、東京電力は調査の結果、水をためるタンクにたまっていた不純物が弁に詰まったのが原因だったとして13日、問題は解消されたと発表していました。
東京電力は今回のトラブルについても、配管の中などに残っていた不純物が原因の可能性があるとしていて、これまでの調査や対策が十分だったか対応が問われています。
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