武雄市:新図書館7億5000万円 大規模改修の工事概要を提示 /佐賀
毎日新聞 2012年09月15日 地方版
来春から指定管理者制度を導入する武雄市図書館・歴史資料館の工事概要が14日、市議会に示された。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)直営の「代官山蔦屋(つたや)書店」(東京都渋谷区)をイメージに約7億5000万円(市が4億5000万円、CCCが約3億円)かけて改修する。【渡部正隆】
■図書館ゾーン
18万8000冊の蔵書を20万冊に増やし、全部(現在は半数)を開架式閲覧にする。このため、職員はカウンターなどに配置し、事務室を縮小(館長室は廃止)する。図書館ゾーンは1・65倍の1884平方メートルになる。玄関の他に出入り口を1カ所新設する。
改修工事費は1億8200万円(資料館を含む)だが、CCCへの業務委託料も1億8290万円と高額だ。蔦屋書店のようなブック&カフェの空間を創出するための委託料が1億2790万円(本棚やソファなどの購入費を含む)。タブレット型端末30台を使った検索システムの構築など新サービス整備の委託料が5500万円。
■カフェと物販