ホットライン開設をPRする沖縄語普及協議会の崎浜秀平副会長(左)と大城勇気理事=那覇市天久の琉球新報社
沖縄方言の普及を目的に活動する「沖縄語(うちなーぐち)普及協議会」(宮里朝光会長)は、那覇市曙の事務所で週2回、沖縄方言の使い方や方言テキストなどの問い合わせに応じるホットラインを昨年5月から開設している。県条例で定められた9月18日の「しまくとぅばの日」を前に、沖縄方言への関心も高まる時期。同協議会の大城勇気理事や崎浜秀平副会長は、ホットライン開設をPRし「何でも気軽に問い合わせてほしい」と、多くの利用を呼び掛けている。
協議会は年に4回「沖縄語新聞」を発行。大学生から90代まで約300人の会員が沖縄方言に親しんでいる。全編沖縄方言で書かれた新聞を読んで「これまで分からなかった言葉が分かるようになった」などの反応があるという。好反応に、崎浜副会長は「やりがいがある」と活動の意義をかみしめている。
また、沖縄方言初級編「はじみらなうちなーぐち」など、同会が作ったテキストなども販売。小学校や公民館などの依頼で、方言講座の講師を務めるなど、会員らは地域に出掛け、方言普及に努めている。
さらに「沖縄方言で話し掛けてください」というメッセージを周囲に送るため、“逆方言札”と位置付けたバッジも販売しており「バッジを見て、『ハイサイ』と話し掛けて逃げていった女の子もいた。女の子に『ハイタイ』だよと教える間もなかったがうれしかった」と大城理事は話す。
崎浜副会長は「島くとぅばの日は、家庭や地域で方言を語り合い、先人の心を受け取る1日にしたい」と語り「分からない言葉などあったら気軽に相談してほしい」とホットラインの活用を呼び掛けた。同ホットラインは、毎週火曜と金曜の午後2時から同4時。098(862)9303。
次の記事:こども新聞―第10号―>> 今日の記事一覧
今月の記事一覧
最近の人気記事
ウィークリー1毎日更新!求人情報ならこちらから!
ぷらっと沖縄県内最大級!!お店選びが楽しくなるサイト!
総合住宅展示場アワセベイ住みたい家がここにあります。
しんぽう囲碁サロン世界中の囲碁ファン会員と対局
ライブカメラ琉球新報泉崎ビルに設置したライブカメラ
りゅうちゃん商店りゅうちゃんグッズネットで買えます!(47CLUB)
ちょBit新報パーソナルアド
琉球新報開発豊富な実績と媒体で、沖縄の心を結ぶ代理店です
琉球新報の本琉球新報の本がネットでも購入できます
週刊レキオ生活情報満載の副読紙。毎週木曜お届け
新報カルチャーセンター130講座 学ぶ楽しさがいっぱい
新報ローカルブログミニコミ紙連動のローカル情報
〒900-8525 沖縄県那覇市天久905
紙面・記事へのお問い合わせは、読者相談室までどうぞ。
電話098(865)5656 (土日祝日をのぞく平日午前10時〜午前12時と午後1時〜午後4時)
©The Ryukyu Shimpo
本ウェブサイト内に掲載の記事・写真の無断転用は一切禁じます。すべての著作権は琉球新報社または情報提供者にあります。