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韓国チャーター便 1年半ぶり福島へ
9月15日 13時22分

韓国チャーター便 1年半ぶり福島へ
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東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故以来およそ1年半ぶりに、韓国からの観光客を乗せたチャーター便が福島空港に初めて到着し、訪れた観光客は空港で地元の歓迎を受けました。

去年3月の原発事故以来、福島空港では国際線の定期便がすべて休止となっていて、福島県への海外からの観光客は大幅に減っています。
福島県では、外国からの観光客のおよそ6割を占めていた韓国側に働きかけを行ってきた結果、15日、原発事故後初めて、韓国のチェジュ島からおよそ40人の観光客を乗せたチャーター便が福島空港に到着しました。
ロビーでは、観光キャンペーン隊のメンバーなどおよそ20人が、横断幕を掲げて観光客を歓迎しました。
到着した観光客たちは、さっそく旬を迎えている福島県産のぶどうや梨を食べたり、日本酒を飲んだりして、福島の味覚を堪能しました。
韓国から来た72歳の男性は「震災後の現状をいろいろと見てみたい」と話していました。
福島県の星春男観光交流局長は「福島のおいしい食べ物や歴史文化を楽しんでもらうのに加え、震災や原発の事故から立ち上がろうとしている福島の姿を見てもらい、韓国に戻ってからも伝えてもらいたい」と話していました。

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