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平塚市の「こども家庭課」の家庭児童相談員である米川啓子先生の文章です。「平塚教育 NO.215 平成21年7月」(平塚市教育委員会 平塚市教育研究所発行)に掲載されているものです。 文中に「親子のコミュニケーションが失われる最も極端な事例は、親の一方的なしつけや暴言暴力でしょう」とあり、へー、しつけも虐待に入っちゃって、親が子供をしつけたら虐待扱いされて児童相談所に取られちゃうのかなぁ、と思い、この文章をお書きになった米川先生にお電話で聞いてみました。 お電話でしつけも虐待なんですか、と聞くと、もちろんです、とのこと。で、それじゃ、親なら子供を良くしようと思ってしつけると、つい言葉もきつくなるし、この文章を読んでいると、子供をしつけると児相に子供を取られちゃうのではないかと、不安になっちゃう、と言いました。 すると、米川先生は、「あくまで一方的なしつけや暴言暴力」とのことで、かなり乱暴な親でも、子供が虐待と思わずに一緒に住んで幸福であるぶんには、児童虐待として捉えないのだそうです。 世の中には生まれついておどおどしたような気の弱い子もおり、「おびえたような表情」について聞いてみたところ、いつも親に暴力を振るわれて、「無表情」になっている子がおり、大人が近づくとぶたれまいとしてさっと頭に手を当てる子のことをさすのだそうです。というわけで、「おびえたような表情」とは、「無表情」もさすようです。無表情の子がさっと頭に手をあてると、親が虐待したことになるようです。 ただし、そのへんの線引きは難しく、すごく「慎重」にやっているのだそうで、親御さんに何回も話を聞いたり、家庭訪問をしたりして、児相にあずけるかどうかは判断するとのことです。 平塚市にはそういう親はあまりいないでしょう、と聞くと、そんなことはなく大変多いとのことでした。中には即日保護される子供もいるのだそうです。 私の経験で母親が幼い我が子を家に置き、数日間男のところに泊まり、またちょこっと我が子のところに顔を出して、すぐ男のところに行く、というケースがあった、類似ケースは何件かあり、学校もひんぱんに児相に頼んでいたが、ひきとってくれなかった、という事例を話しました。 米川先生はそれらは「緊急性」がない、ということなのでしょうか、と不思議がっておられましたが、米川先生は児童相談所の職員ではないので、そのへんの詳しい事情は分からないとのことでした。 |
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野牧さん、お久しぶりです。平塚市の家庭児童相談員の記事を読みました。家なんて思いっきり当てはまっちゃいますよ。私は精神疾患だし諸々のことで… |
ごま 2009/07/17 19:16 |
わー、ごまさん、コメント嬉しい。会いたいなぁ。そちらへ行こうかしら、夏休みになったし…。 |
のまりん 2009/07/17 19:38 |
はじめまして 実は私児童相談所に相談したいな〜って、考えてたんですが・・・・ |
りょうたつ 2009/07/20 09:50 |
りょうたつ様、絶対に「〜相談」なるものに助けを求めてはなりません。病院や医者や救急センターも危ないです。医療機関に厚生省や各都道府県の保健局やいろんなところから、虐待を見つける方法や、子供を児相に送る口実みたいなのを文書で配布しているんですよ。だから、病院に連れて行ったら、児相に取られたとか、児相の人に生まれる子のお婆ちゃんの居所を教えなくては子供を産んだらすぐ児相に取る、とか言うんです。医療機関に行くときは気をつけて。お婆ちゃんの名前や居所は教えてはいけません。 |
のまりん 2009/07/20 19:20 |
ぶしつけで失礼しますが、何をどう相談したかったのか、わかりませんが、のまりんさんの言う通りです。 但し、救急医療に連れて行かなくてはならないほどの怪我?をさせたのなら、傷害罪となることもありますから、そのあたりは気をつけましょう。 |
柳 2009/07/20 19:35 |
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