「著しく高給」なJRA・日銀…改善策を要請へ

  • 2012年 09月14日 07時50分
  • 提供元:読売新聞
 政府が特殊法人、独立行政法人、認可法人計114法人の給与水準を調査したところ、日本中央競馬会(JRA)など8法人で、国家公務員の給与水準を100とした指数(ラスパイレス指数)が120を超えていることがわかった。
 政府は「著しく高い」として、10月中旬をめどに改善策をまとめるよう求める。
 120を超えていたのは、指数が高い順にJRA、沖縄振興開発金融公庫、沖縄科学技術大学院大学学園、日本政策金融公庫、国立がん研究センター、日本原子力研究開発機構、日本銀行、国立精神・神経医療研究センターの8法人。
 指数は、事務職や医師など職種別に計算している。JRAの指数は研究職員が143・8、事務・技術職員が138・8で、職員の平均年収は867万円だった。また、国立がん研究センターなど医療系の法人は給与水準が高い理由を「管理職の医師の割合が高いため」と説明している。

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