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大津 いじめ防止条例素案まとまる9月15日 4時16分
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中学2年生の男子生徒が自殺した問題を受けて、「いじめ防止条例」の制定を目指している大津市の市議会は、いじめを受けたり見つけたりしたときには家族や学校に相談することなど、子どもの役割を盛り込んだ条例の素案をまとめました。
大津市で中学2年生の男子生徒が自殺した問題を受け、大津市議会は「いじめ防止条例」の制定を目指して作業を進めています。
このほどまとまった素案によりますと、いじめを受けたときに加え、友達へのいじめを見つけたり、相談を受けたりしたときには、家族や学校に相談するとした子ども自身の役割が盛り込まれています。
一方、学校に対しては、いじめを把握したときには解決に向けて速やかに組織的な対応を行うこと、保護者に対しては、いじめは許されない行為だと子どもに理解させる家庭教育を行うことを求めています。
さらに、市にはいじめ防止のための行動計画の策定といじめの調査を専門的に行う臨床心理士や弁護士などで作る委員会の設置を義務づけています。
大津市議会は、この素案に対する市民から意見を募ったうえで12月の市議会に提案し、来年4月から施行したいとしています。
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