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6億円強盗 海外逃亡の容疑者拘束9月15日 5時49分
去年、東京・立川市の警備会社で現金およそ6億円が奪われた事件で、主犯格の1人とされる男がカンボジアで現地の捜査当局に不法滞在の疑いで身柄を拘束されたことが警視庁への取材で分かりました。
警視庁は、来週にも男の身柄を日本に移して強盗傷害の疑いで逮捕する方針です。
去年5月、東京・立川市の「日月警備保障」で現金およそ6億円が奪われ警備員の男性が刺されて大けがをした事件では、これまでに元暴力団員の男など22人が逮捕されています。
警視庁によりますと、主犯格の1人とされる西沢健司容疑者が事件直後に海外に逃亡し、警視庁は強盗傷害の疑いで逮捕状を取ってICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配していました。
その結果、西沢容疑者がモンゴルや中国を経由してカンボジアに入国し、14日、カンボジアの捜査当局に不法滞在の疑いで身柄を拘束されたことが警視庁への取材で分かりました。
この事件では、奪われた6億円のうちおよそ3億6000万円の行方が分かっておらず、警視庁は西沢容疑者が現金の行方などを知っている疑いがあるとみて来週にも捜査員を現地に派遣して身柄を移し、強盗傷害の疑いで逮捕する方針です。
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