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内柴被告、起訴内容否認「合意の上だった」
酒に酔った女性に性的暴行を加えたとして準強姦の罪に問われている柔道のアテネ・北京両オリンピックの金メダリスト・内柴正人被告の初公判が12日、東京地裁で開かれ、内柴被告は「合意の上での行為だった」と起訴内容を否認した。
内柴被告は去年9月、コーチを務める大学の女子柔道部が合宿をしていた東京都内のホテルで、酩酊(めいてい)状態となった10歳代の女性部員に性的暴行を加えたとして、準強姦の罪に問われている。
初公判で内柴被告は「女性は間違いなく起きていました。合意の上で行為に及んだのです」と起訴内容を全面的に否認した。
検察側は冒頭陳述で、当時の状況について、「女性が『何してるんですか』と叫んだら、内柴被告が口を押さえるなどした」と主張した。
一方、弁護側は「ホテルに行く前のカラオケ店で、女性が性的な行為をした」「寝かせようとしたがしがみついてきて離れようとしなかった」と述べ、合意はあったと反論した。
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