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改正著作権法 周知サイト開設9月14日 13時44分
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インターネット上に載せられた音楽や映画などを、違法なものと知りながらダウンロードした人に対する罰則の適用などを盛り込んだ「改正著作権法」が来月1日に施行されるのを前に、音楽業界は14日から専用のサイトで法律の周知を始めました。
この特設サイトは日本レコード協会や日本音楽事業者協会など、7つの業界団体が共同で立ち上げました。
サイトでは来月1日に施行される「改正著作権法」のポイントがまとめられ、インターネット上で海賊版の音楽や映画などを違法なものと知りながらダウンロードした場合、刑事罰の対象となることや、音楽文化の衰退を防ぐためにアーティストなどの権利を守る必要があるとして、正規のルートから音楽をダウンロードするよう呼びかけています。
この法律では、被害者が告訴すれば、ダウンロードした人に懲役2年以下か、罰金200万円以下の罰則が適用されることになります。
一方で、この法律を巡っては、法律関係者から捜査権の乱用につながらないように慎重な運用を求める声が上がっています。
広報委員会の高杉健二事務局長は「違法ダウンロードの実態は年々深刻になっていて、業界では危機感が強まっている。しかし、捜査権が乱用されないよう、私たちも慎重に対応していく」と話しています。
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