大飯再稼働なくても関電の電力予備率は8.6%確保
テレビ朝日系(ANN) 9月14日(金)15時51分配信
関西電力のこの夏の電力需給は、大飯原発の再稼働がなかった場合でも、ほかの会社との融通などで8.6%の予備率を確保していたことが分かりました。経済産業省によりますと、関西電力など6社管内では、8月3日に電力需要のピークを記録しました。この日の予備率は6社全体で11.4%で、大飯原発が再稼働しなかったとしても8.6%に上りました。この8.6%は、電力需給がひっ迫する目安である3%の3倍近い数値です。ただ、経産省では、今年は火力発電所のトラブルが少なかったうえ、太陽光発電や水力発電による供給量が増えたこと、さらに企業や家庭の節電が想定を上回ったことなどが予備率の増大につながったと説明しています。
最終更新:9月14日(金)18時11分
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