熱中症、小中学生５０人超搬送　運動会練習に参加

　厳しい残暑が続いた日本列島は１３日、島根県など３県の小、中学校で熱中症とみられる症状が相次ぎ、運動会の練習に参加した小中学生５０人以上が病院に搬送された。この日は甲府市や埼玉県熊谷市で気温３０度以上の「真夏日」を記録し、広範囲で気温が上昇した。

　午後０時半ごろ、島根県津和野町の津和野小で、運動会の練習を終えた２～６年の児童３３人が手足のしびれなどを訴えた。病院に運ばれたがいずれも症状は軽い。松江地方気象台によると、当時の気温は３１・９度。

　三重県伊賀市の神戸小では午後１時ごろ、５～６年生の１２人が病院に搬送された。午前中は校庭で運動会の練習をしていた。