反米デモ:引き金の映画製作に謎深まる 監督の正体不明
毎日新聞 2012年09月14日 11時33分(最終更新 09月14日 13時44分)
AP通信は12日、映画製作の中心になったとされるカリフォルニア州在住の男性に取材し、男性が「ナコウラ・バスリー・ナコウラ」という55歳のキリスト教コプト教徒であることを特定したと報じた。
この男性は取材に「自分ではない」と否定したが、AP通信は「米捜査当局がこの男性を映画の監督と特定した」と報道。男性が詐欺罪などで司法当局の保護観察中で、過去に何度も脱税などの問題を起こしたと伝えた。
映画を巡っては、シリア、イラク、トルコ、パキスタン、イラン、エジプト、米国の出身者ら15人ほどが製作や宣伝に関わったとの証言もある。