2012年08月30日

更に前進!

前回の打合せで、前後の足廻りを相談の結果“900SS”を完全移植で合意となりました。

理由はスイングアーム長の確保とスペアホイールの入手し易さ、スタンドフックも標準装備されているのでコストと加工の手間を考えれば適切な選択と言えます、サスペンション方式も同じカンチレバーです。
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ガッツリ収まってます!ピボットこそそのままですが、サスペンションの付け根部分を切った貼った曲げたの大手術で、何事も無かったかの様です。securedownload2


フロントフォークもショーワの旧USDが入りました、これでハンドルが当たってしまう事とスペアホイール探しの苦労から回避されました。
何とフォーク長もほぼ同じです。
当然前後共にフルアジャスタブルでO/Hの問題も抱えなくて済みます
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前後ホイールはブレンボですがなかなか良い収まりでマシンが締まってきました、リアは400ccと言う事で4.5インチが組まれて何だか気持ちも高ぶってきました。

残された時間が少ないので、この日後輩がカウルを持ち帰りカラーリングを先行します。
自分はお店に出勤して細かい所の仕上げを社長に命じられました。
今回のカスタムはグレードを上げつつ、メンテナンス性も向上させるといったプロの仕事を見せ付けられたパートⅡでした
  
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2012年08月26日

DB2の進捗具合

DB2がどこまで製作が進んでいるかSilveBirdへチェックしてまいりました。 今回のマシンはスパーダのD.I.Y製作と違っていわばファクトリー製作になるので ある意味安心ですがシェイクダウン、テスト、ライダーの慣らしがあるのでスケジュール等の打ち合わせも兼ねての訪問です。

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早速 作業場に行ってみると、外装が載ったDB2を発見! カウルはしっかりとボルト留めされていました。 シートレール部分のサイズが合わなかったせいか、カットして補修した跡があります。

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そのタンクシートカウルを少しめくってみると、アルミ製のインナータンクがお目見えします。 ノーマルの樹脂タンクがカウルの幅に納まらずワンオフの製作をしていただきました。

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まだ未完成ですが、タンクの前方には小型のバッテリーが納まる予定です。

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以外に苦労したのがキャブのフィッティングだったようです。綺麗に収まっているように見えますが…

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このFCRリンケージワイヤーの向きが真上を向いてしまいフレームに直撃してしまうそうです、なのでベースプレートを切った張ったで前向きに改造したそうです。 この方がアクセル操作も軽くなり一石二鳥です。 本当にご苦労様です。  ちなみにこのキャブは下取りに入れたモンスター400に付いていた物で当時はアクセル劇シブでしたが試しにスナップしたところ同じ物とは思えないスムースさでした。 プロの仕事とはこういう所なんですね。

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このマシンには入庫時点でツーブラザースハンドルが装着されていましたがフルロックの前にクランプ部とメーターパネルが当たってしまいます。 シンプルな構造のハンドルが必要となりますが、このパイオリフロントフォーク正立の47パイなのでハンドル探しが大変です。

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見え辛いですがノーマルのエキパイサイレンサー手前パンチングインナーサイレンサーがありました。 あまり効果があるとは思えませんが内径はストレート出しゃばった所も無いのでそのままにしておきましょう。

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社長も自分も気になっていたのがスイングアームの短さ。  昨今のレーサーホイールベースの中でどれだけスイングアーム長を取れるかがになっている時代なので対策はしたい所ですが何せ予算も絡んで半ばあきらめていましたが、「同じカンチレバーサスだからSS系のスイングアームで対応しよう、そうすれば安価でスペアホイールも手に入るし」と社長はカスタムにノリノリです。
後は社長にお任せするしかありません。

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因みにスイングアーム長を測ってみました。
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アバウトな測り方ですが約30ミリSSのスイングアームの方が長かったです。 材質もスチールパイプからアルミになることで軽量化に繋がります。

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DB2をパンツ一丁にして写真を撮ってみました。奥の左がショップオリジナル07R、その右がBIMOTA SB6。 ツインエンジンのマシンはいかにスリムかが伺えますね、 さてこのDB2は今後どの様な進化をしていくのかが楽しみになりました。






  
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2012年06月10日

珠玉の原石

モンスターをカスタムする為にSilverBirdにマシンを持ち込みました。 カスタムの詳細を打ち合わせする予定です。
 最初は気付きませんでしたが「いい出物在るよ」と社長の魔の一言。  ふと表を見てみると

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BIMOTA DB2! しかも400! 超レアバイクです。

アッパーカウルは外して室内にありましたが多少の割れがあるものの腐ってもビモータです。  美しい輝きを放っていました。

じっくり見回してみるとカウル以外は機関上々低走行車レーサーにするにはもったいないシロモノです。

 深夜の通販番組の様に「とは言ってもビモータだから さぞお高いんでしょう?」と社長に突っ込んでみると、
「#☆!жШでいいよ。」 「商談中の札 掛けて置いてください。」
もう頭の中は銭の計算で爆発寸前です、まさかビモータをこんな金額で乗れるなんて!

後輩にも早速連絡を取り購入で合意しました。M400ドナドナです。

考えてみればこの手の高価なマシンは綺麗にノーマルを維持していくには確かに費用は覚悟しなければいけませんが、今回外装もSilverBirdオリジナルの外装(ISM-07Rというオリジナルマシンのスペア)をセットしてもらう為、仮に転倒したとしても 部品待ちで悩む事も無く、ステップバー等は当初から同軸ペダルなのでバトルファクトリーの物やハンドルバーも社外品にすれば欠品等に泣かされる事が無いと言う事なのです。

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コレがISM-07R。 フレームから製作したオリジナルマシン。 現在はフォルムも進化してもっとシャープになっているので、そのマイナーチェンジ前のこのカウルがセットされる予定。
 それにしてもシャーシを造るとは恐れ入ります。 この07Rが気になる方はお店のブログチェック!

これからビモータの進行状況が気になりますが、社長のがんばり次第なので じっと良い子にして待つしかありません。  その間に後輩とカラーリングで悩みたいと思います。



  
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