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【芸能・社会】”和のメロディー”近藤晃央 19日発売「フルール」でメジャーデビュー2012年9月14日 紙面から 愛知県出身の新人シンガー・ソングライター近藤晃央(あきひさ、26)が、19日発売のシングル「フルール」でメジャーデビューする。同曲は8月31日付の歌詞検索サイト「Uta−Netモバイル」で、AKB48らを抑えて1位を獲得。12日付の有線J−POPランキングでも4位になるなど、発売前から大注目を集めている。昭和の歌謡曲の薫りが漂う美しい旋律と、ストレートな歌詞、力強くて甘い歌声が最大の持ち味。184センチの長身と甘いマスクでも女性のハートをわしづかみにする新星の素顔にせまった。 フランス語「フルール」の意味は「花」。その咲き誇る姿ではなく、散り際のはかなさを、愛に重ねて歌ったデビュー曲は、壮大なストリングスとバンドサウンドを織り交ぜた、和洋折衷のミディアムバラードだ。 「人を好きになると、嫌いなところも美しいと思える。これは花が役目を終え、枯れていく姿が美しく思えるのと重なる。咲き誇るのと、散ること。好きなところと、嫌いなところ。これを表現するためにメロディーに落差をつけました。上がり下がりが大きくて、演歌かなと思うぐらいです」 近藤の“和のメロディー”のルーツは小学校時代。自宅にあったカラオケ機で民謡や演歌・歌謡曲をよく歌っていた祖父に影響を受けた。 「お寺で習字をやっていたんですが、お経も習っていまして。いわゆる古くさいことが好きなんですよね」 中学生の時に授業でアコースティックギターを習い、自分の気持ちを歌にするようになった。同時期に中日新聞のコラム「中日春秋」の感想文が教師に絶賛され、感性を生かした仕事を目指すようになる。 16歳のときから地元のライブハウスでアルバイトを始め、20歳で上京。音楽関係の仕事に就いたが23歳で退社し、自身がアーティストとして活動していくことを決意した。09年にオーディションでグランプリを獲得し、本格的に音楽活動を始めた。 「モデルの仕事? 確かに(スカウトから)声を掛けられたことはありますけど、興味がないですね。結構冷めてる感じなので、ミーハーな心があんまりないんです」 昨年10月から東海ラジオでレギュラー番組「近藤晃央のコトノオト」がスタート。今月1日には「東京ガールズコレクションin名古屋」のゲストアーティストも務めるなど、すでに地元では注目度抜群だ。 (江川悠) ◆2枚目シングルは 日テレ系「宇宙兄弟」エンディング曲に近藤が12月発売予定の2枚目シングル「テテ」が、日本テレビ系アニメ「宇宙兄弟」(日曜午前7時)のエンディングテーマ曲に決定し、10月7日放送分から使用されることが分かった。これまでスキマスイッチやアンジェラ・アキ、Rakeら名だたるアーティストの曲が使われており、デビュー直後の新人が抜てきされるのは初めて。近藤は「宇宙飛行士になった弟と、なれなかった兄が同じ夢に向かっていくというストーリーが、楽曲の世界観に重なっていくと思います」と話した。 ◆幼いころからドラファン愛知県出身の近藤は、もちろん幼いころから中日ドラゴンズのファン。注目の選手は堂上直倫内野手だそうで「中学時代に福留選手からホームランを打った男。背番号1ですから。頑張ってほしい」とエールを送った。 ●近藤晃央(こんどう・あきひさ) 1986(昭和61)年8月6日生まれ、愛知県刈谷市出身。09年から本格的に音楽活動を開始し、自主音源で1000枚限定シングル「loveless」を発売。母校の安城学園高校の創立100周年を記念し、同校の生徒とともに楽曲「100年後」を制作した。今年6月17日には、愛知の専門学校生や高校生とともにフリーライブイベント「ウタフィカ」を名古屋のクラブ・ダイヤモンドホールで開催し、大成功に導いた。 PR情報
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