2012.9.14 05:01

世界最強毒ヘビ飼育男性、自宅で噛まれ119番(2/3ページ)

相模原市のアルバイト男性が無許可で飼育していた毒ヘビ24匹のうちの1匹(神奈川県警提供)

相模原市のアルバイト男性が無許可で飼育していた毒ヘビ24匹のうちの1匹(神奈川県警提供)【拡大】

 その室内は捜査関係者も身構える『毒ヘビオールスターズ』。もし、外に逃げ出していたらただの騒ぎではすまない。

 「飼いヘビに手をかまれた」男性の送検容疑は、今年7月19日、アフリカ原産のコブラ科マンバ属「ブラックマンバ」など特定動物に指定された毒ヘビ14種類&計24匹を、無許可で相模原市中央区の自宅で飼育した疑い。

 相模原署によると、男性は7月13日、自宅で飼育していた「ニシグリーンマンバ」(全長約1メートル50)が口にけがをしているのをみつけ、治療のためケースから取り出して薬を塗ろうとしたところ、手がすべり右手の親指付け根をかまれた。

 当然、危ないヘビであることを知っている男性は自ら119番通報し、無許可飼育がバレた。男性は病院に搬送され、手のしびれや腫れで2週間入院したという。

 ニシグリーンマンバも、アフリカ原産のコブラ科マンバ属に分類される毒ヘビで、かまれると体のしびれや麻痺を起こし、最悪の場合は呼吸困難により死に至る危険もある。

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