「震災時におけるトイレに関する意識調査 〜トイレがない!その時あなたは・・・。〜」
(財)下水道新技術推進機構様 ご依頼 |
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事例紹介 |
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今回のアンケートは、(財)下水道新技術推進機構様(国土交通省都市・地域整備局下水道部から下水道の地震対策に関する業務を受託)からの依頼を受け、“Marunouchi-Reseach.Com”の会員を対象に実施したものです。
このアンケートでは、大規模な地震が発生した時に、トイレが使用できない状況になった場合の行動や意識について調査しています。 |
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調査期間・方法 |
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2007年3月
会員用WEBで配信し、登録モニターがWEB画面より回答 |
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有効回答数・回収率 |
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225件・32.1%(メール配信数700件) |
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調査報告書 |
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(クリックするとPDFファイルをダウンロードします) |
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調査票 (本アンケートは既に終了しております) |
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(クリックするとHTMLファイルを別ウィンドウで開きます) |
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よろしければ、簡単なご意見投稿フォームにご記入ください。
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調査結果概要・まとめ |
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用を足す場所:全体では「屋外」・「屋内」が共に約45%、「とにかく我慢する」は約10%。 |
- 性別・年齢の傾向としては、男性は屋外、女性は屋内。また、39歳以下と若いほど屋外の傾向がある。
「とにかく我慢する」割合が高いのは女性。
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排泄コントロール:全体では「コントロールする」が若干半数(56%)を超える。 |
- 男性の39歳以下は、「コントロールする」が他の層に比べて低い(36%)。
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快適に使用可能なトイレまでの許容時間:全体では「我慢してビルにとどまる」は6%。片道30分以内が7割弱。 |
- 男性40歳以上は60分以内(23%)、60分以上(14%)の割合が高く、ある程度の時間を掛けても快適に使用可能なトイレに行く傾向が強いことが伺える。
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徒歩での職場から自宅までにかかる時間:全体では「2時間未満」20%、「2〜4時間」26%、「4〜8時間」29%、「8時間以上」24%とほぼ4等分される。 |
- 男性39歳以下は2時間以内が36%と高い点が注目される。
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帰宅途中の用(大便)の足し方:シナリオTに比べると、屋内(22%)が減って、我慢(35%)が増える。 |
- 女性の若年層では自宅まで我慢する人が約半数を占めた。
- 徒歩の帰宅時間が4時間以上になると屋外の目立たない場所を探して用を足す人が増える。
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帰宅途中の用(小便)の足し方:「我慢する」が11%と大便に比べて減り、屋外が増加(7割弱)。 |
- 男性は8〜9割が屋外で用を足す。女性も大便よりは屋外(10〜20%)が増える傾向にある。
- 徒歩での帰宅時間との関係は大便ほど差が無い。
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排泄のコントロール:「する」が全体で67%とシナリオ1よりは増えた。 |
- 特に女性の約7割がコントロールをすると答えている。
- 帰宅時間でみると、2〜4時間(75%)が最も排泄コントロールをする人が多い。
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迂回ルートにかけられる時間:真っ直ぐ自宅に向かうは3割。迂回にかける時間は30分以内が44%で最も多い。 |
- 男性39歳以下は迂回せずにまっすぐ自宅に向かうが約半数と多い。女性の方が迂回する傾向にある。
- 徒歩時間では、2時間以内と8時間以上で迂回せずに自宅に向かう割合(前者35%、後者31%)が高い。
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オフィストイレの復旧目標日数:2日以内が約7割と早急の対応が望まれている。 |
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自宅トイレの復旧目標日数:地震発生後2日以内が6割。オフィスよりは低い割合であるが、 9割が4日以内の復旧を望んでいる。 |
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マンホールトイレの必要性:マンホールトイレを「購入すべき」が93%、「必要ない」は7%。 |
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マンホール式の負担金:「1万円未満」が最も多く半数を若干超え(53%)、 15,000円未満までで77%に達している。 |
- 男女とも39歳以下で15,000円未満の割合が高い。
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