中国漁業監視船3隻が尖閣付近の日本領海侵入 周辺海域に計8隻
14日午前6時すぎ、尖閣諸島付近の接続水域内に入っていた中国の漁業監視船が、日本の領海内に侵入したことが明らかになった。
政府関係筋によると、14日午前5時すぎ、尖閣諸島付近の接続水域内に入っていた漁業監視船51と66の2隻が、午前6時すぎに日本の領海内に侵入した。
さらに午前7時すぎには、監視船50も領海内に侵入した。
周辺の海域には、領海に侵入した3隻も含めて、計8隻の漁業監視船が確認されている。
政府は、午前6時すぎに官邸対策室を設置し、関係の情報収集にあたっている。
野田首相は、予定を1時間早めて官邸入りし、「警戒監視に万全を期していく」と述べた。