東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

上海で邦人が暴行受け負傷 初のけが人に緊張高まる

2012年9月13日 22時54分

 日本政府による尖閣国有化に抗議する反日デモで、日の丸に「日本製品ボイコット」などと書き行進する人たち=13日、北京の日本大使館前(共同)

写真

 【上海、北京共同】日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化に対する中国内の反発が高まる中、中国で最大の日本人コミュニティーを抱える上海市で、日本人がラーメンを顔にかけられ目を負傷したり、レストランで暴行を受けたりするなどの被害が日本総領事館に報告されたことが13日、分かった。

 尖閣国有化後、中国での日本人負傷者が判明したのは初めて。尖閣をめぐる日中の対立は、日本人を標的にした暴行でけが人が出る事態となり、中国の日本人社会では緊張が高まっている。

 日本総領事館にこれまで報告があった上海での日本人被害は計6件。

 

この記事を印刷する

PR情報





おすすめサイト

ads by adingo