大阪駅前に120mの“大木” 安藤忠雄さんがビル緑化JR大阪駅前にある高層ビルの壁面に植物をはわせ、大阪に緑のシンボルを作るという壮大なプロジェクトが来年、始まる。発案者の建築家、安藤忠雄さん(71)が13日、明らかにした。約10年かけて緑を育てビル全体を覆う試みは、世界にも例がないという。 ビルは大阪駅の南側にある「大阪マルビル」(30階建て、高さ124メートル)。円筒状の特徴的な外観は、1976年の完成以来、大阪のランドマークの一つとなっている。 安藤さんは「世界に類のない高さ120メートル、直径30メートルの“大木”ができる。日本が元気のない今だから、途方もないことをやりたい」。 【共同通信】
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