■兵庫・川西市 市営住宅にネコ62匹 愛護団体が保護
兵庫県川西市の市営住宅で62匹のネコを飼っている住民に対し、臭いや鳴き声への周囲の苦情が高まり、動物愛護団体がネコを保護する騒ぎに発展しています。
襖の裏に・・・ ネコ。
流し台の下にも・・・ ネコ。
この部屋にいるネコは、全部で60匹以上。
飼い主から相談を受けた動物愛護団体が一時、保護しているのです。
「びっくりしましたね。とにかく歩けない状態なんです、床が。猫のうんちだらけ」(川西TNR・地域ねこの会 船本尚子さん)
ネコたちは、先月末まで兵庫県川西市の市営住宅の一室で飼われていましたが、近所では臭いや鳴き声の苦情が相次いでいました。
「ネコがおしっこするでしょ。臭いがきついから窓開けられない」(近所の人)
飼い主の60代の男性は、5年前に拾ったネコが子どもを産んでいき、増えたといいます。
「子どもが小さいときに学校から連れて帰ってきた。7匹連れてきた。今になってこうなった」(飼い主の男性)
男性は市から部屋の明け渡しを求められ、動物愛護団体に相談しました。
当初、男性は飼っているネコは26匹と思っていましたが、愛護団体が訪ねて調べたところ、押し入れや天袋からも次々と見つかり、結局62匹が保護されました。
撮影中にも…
(Q.何匹出てきました?) 「2匹また出てきてん」「迷惑かけたと思うよ」(飼い主の男性)
動物愛護団体はネコの引き取り手を探していて、これまでに1匹が引き取られたということです。 (09/13 19:01)
|