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'12/9/13

金光駅南口広場を新設



 浅口市は12日、JR金光駅(金光町)の周辺整備事業に関する概略を公表した。住民の要望が高く、合併後の新市建設計画に盛り込んだ南口広場を整備する。JRとの協議を重ねており、財源にする合併特例債の適用期限内での完成を目指す。

 この日の市議会一般質問で松田勝久産業建設部長が報告した。計画では金光駅の南側ホームを含む用地を買収し、南口広場を新設。車が利用できるロータリーや市営バス、タクシーの各乗り場、駐輪場などを設ける。

 駅北側を含む整備事業費は約6億円の予定。財源には合併特例債を活用し、早ければ特例債適用期限内の2015年度完成を目指す。今定例会には設計費1462万円を提案している。本会議後に松田部長は「南北の一体的整備で利便性を高め、駅周辺のにぎわいを創出したい」と話した。

 現在の金光駅南側は崖となっており、崖上の道路は狭く、車の離合は困難。橋上通路の南側出口はあるが、特別な行事以外には一般開放されておらず、住民による整備の要望が高い、という。合併の新市建設計画の事業にも掲げられている。

 JR鴨方駅(鴨方町)の橋上化が昨春に完成し、市は金光駅周辺整備の着手を決めた。北側トイレを駅外から利用できるようにする整備は本年度進めている。

【写真説明】南側から見た金光駅




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