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私の亡くなった父方の祖母から聞いた話です。
祖母は、大阪生まれの大阪育ちだったんですが、祖母が若い時(多分40年ぐらい前)、大阪のミナミにある銭湯に通っていて、そこでいつもよく会う女性が居たそうなんですが、その女性は九州出身で、夫の仕事の都合で大阪に引っ越してきたとのことでした。
そして、いつも双子の生まれたばかりの赤ちゃんを連れてこらてたらしいんです。
ところが、片方の赤ちゃんが日に日に痩せていくのが明らかで、しかもいつも痩せている方の赤ちゃんだけが泣きじゃくっていたので、祖母はその女性に、
『赤ちゃん病気なんですか?』
と、聞いたら、その女性は、少し困ったような顔をしながら、
『母乳を飲んでくれなくて・・・』
と、おどおどしながら答えたそうです。
祖母は、なにかおかしいな?と思いながらも、それ以上詮索するのはやめたそうです。
そして、その女性はその銭湯にパッタリと来なくなったらしいんですけど、しばらくして、またその銭湯で、その女性に会ったんですが、赤ちゃんが一人しかいないんです。
祖母は、恐る恐る、
『もう1人の赤ちゃんは?』
と聞いたら、その女性は、
『病気で死にました。』
と答えたそうです。
それを聞いた祖母は、すぐに、
『わざとお乳を飲ませず、栄養失調で赤ちゃんを殺したんだ!』
っと思ったらしいです。
というのも、その頃の九州は本州より昔の風習が根強く残っていたらしく、双子は縁起が悪いと理由で、後に生まれた方を殺していたようなんです。
私は、つい最近の日本でそんなことが行われてたなんて、縁起が悪いからとか、そんなことが理由で赤ちゃんが殺されるなんてこと信じたくありませんでした・・・。
今も、その赤ちゃんは本当に病気だったんだと信じたいです。
(どちらにせよかわいそうですが・・・)
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双子は縁起が悪いという話もあれば、反対に、双子は富を授けるなんていう話もあります。
私は話の良し悪しよりも、なぜこういう話が生まれたかということに興味があります。
たとえば、縁起が悪いというのは、おそらく昔の貧しい地域にあって子沢山は経済的な負担を与えるという考えから生まれたものなのでしょう。
逆に、富を授ける双子というのは、子沢山が家族の幸せにつながるという考えや、双子=強い生殖力=富という図式が背景にあるのだと思います。
そうそう、子沢山といえば、一組のカップルが生める最大人数(平均的な最大人数)ってどれぐらいかご存知ですか?
以前、ふと疑問に思って、そういう関係の研究をしている知人に尋ねた事があります。
答えは、15人ぐらい、ということでした。
個人的な経験でも、それぐらいかなぁ、と思います。
「うめるだけ産む」という文化に暮らす人々と接すると、大抵「12人兄弟」という答えが返ってきます。
大体、貧しい田舎ですから、成人するまでに何だかんだで、2、3人の子供が死んでしまう。それを入れると、やはり「15人ぐらい」になるわけです。
- 2008.08.19 21:34:02
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