Microdol X
すべて単位は「分」です。
コダックのデータは主にナイコール式、1~2リール用のデータ。露出指数(EI)はコントラストインデックス=0.56 としたときのもの。30秒につき、少なくとも5秒間にタンクを5~7回すばやく180°反転させ攪拌。
EI | D:W | 18°C | 20°C | 22°C | 24°C | |
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Tri-X | 400 | 1:0 | 11 | 10 | 9 | 8 |
400 | 1:3 | - | - | 14 | 13 | |
Plus-X | 125 | 1:0 | 8 | 7 | 6 | 5 1/2 |
125 | 1:3 | - | - | 10 | 9 1/2 | |
Neopan 400 PREST0 (135) |
200 | 1:0 | 9 1/2 | 8 1/2 | 7 3/4 | 7 |
400 | 1:0 | 11 1/4 | 10 | 9 | 8 | |
Neopan 1600 SUPER PREST0 |
400 | 1:0 | 8 | 6 1/2 | 5 1/4 | - |
800 | 1:0 | 10 | 8 1/4 | 6 3/4 | 5 1/2 | |
Neopn 100 ACROS | 100 | 1:0 | 13 1/2 | 11 1/2 | 9 3/4 | 8 1/4 |
Neopan F | 32 | 1:0 | 9 | 8 | 7 | 6 1/2 |
Agfa APX 400 | 250 | 1:0 | - | 18 | - | - |
Agfa APX 100 | 50 | 1:0 | - | 14 1/2 | - | - |
小型タンク(主に反転させても液漏れの無いもの)を使用した場合のデータ。
大型タンク、又は深タンク(直方体、およびそれに類するもの、フタの無い浴層へ浸けるもの等) の場合は、 表記の現像時間より、5%~10%処理時間を延ばす必要がある。 詳しくは 各メーカーの公式データシートを参照の事。
@初期攪拌についての記載は無く、攪拌も秒数より反転回数とその速さに重点が置かれている。 (タンクの上下を挟むように持ち、手首を回転させるように、とある) 結局は参考値として、各自データを獲る事になると思われる。
フジフィルム 最初の1分は、連続攪拌。のち1分につき5秒の攪拌。
@コントラストインデックス、γ値に類する表記無し。
アグファ 実効感度(ISO)はネガのコントラストを標準γ値=0.65とする場合の処理時間。 最初の1分は連続攪拌、後30秒ごと1回。
@攪拌方法についての詳しい記載無し。 又、「攪拌方法により結果に違いがでることもあります」とあるので、 これを元に各自データを獲る事をメーカーとしては推奨している、と思われる。