プリントに必要な機材
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引き伸ばし機 これが無いと始まりません。各社各様あります。まず、基本的にはどのフィルムサイズを利用するかによって選択を始めます。35mmだけしか使わないというのなら35mm専用機を買えばいいし、将来はブローニー判もと考えているなら6*7判を買えばいいのです。これだけは大は小を兼ねます。その上で実際にカメラや等で見て注意する事は支柱が丈夫か、ピントの微調整がぴたっと止まるか等があります。いずれにせよ何度も買い直すものではないのでいいものを一つ買っておくと一生ものです。 |
引き伸ばしレンズ
引き延ばし機に付属している場合もありますが、大抵は別売りです。35mフィルム専用なら50mmを、6*7までなら80mm位あれば十分です。キャビネや手札といった小さなものを焼くときには80mmのように少し長めのレンズの方がレンズと印画紙の距離がとれて楽かもしれません。 絞りが光ってみえるタイプもあります。写真はミノルタの80mm |
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イーゼルマスク 印画紙をはさみ固定して写真に白枠を付けます。キャビネ以下でしたら固定サイズの物が便利です。キャビネ、その半分、そのまた半分と3種類がひとつのマスクになっています。写真左 もう一つは仕切りがフリーになっていて色々なサイズを利用できるようなもの。四つ切り以下が使えれば十分だと思います。 |
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フォーカシングルーペ 自分は目がいいからピント合わせは肉眼で、と考えている人は要りません。これはイーゼルの上において印画紙面でのピント合わせをします。覗いてみるとフィルムの粒子が見えますから簡単です。 |
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時計またはタイマーまたはフットスイッチ 引き伸ばし機の点灯に使います。通常引き伸ばし機にスイッチが付いています。時計を見ながら点灯させるわけです。手は使いたくない、と言う人は足で使うフットスイッチがあります。もっと簡略化したい人は引き伸ばしタイマーを使います。わたしも全部持っていますがタイマーが一番楽です。写真は旧式のですが現在はデジタルです。 |
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セーフティライト 暗室電球です。印画紙の種類によって決まります。普通はオレンジ、赤ですがマルチグレードペーパーのように印画紙自体が可変感度の場合使えない場合があります。 裸電球で赤いものもありますし、ボックスにフィルターを入れてその中に普通の電球を入れて使うものがあります。いずれでもかまいません。 |
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バット つまり皿です。現像、停止、定着と3つ用意します。 |
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竹ピン 印画紙を薬品の中で攪拌したり、摘み上げたり。いずれも先端にゴムが付いていて印画紙に傷が付かないようになっています。3つ用意します。 |
その他にフィルム現像の時に使ったもので薬品を溶解する時に使うカップ、液温計、攪拌棒、などが必要になります。 |