韓国中銀:政策金利、予想外の据え置き-今後の政策余地残す
9月13日(ブルームバーグ):韓国銀行(中央銀行)は13日の金融政策決定会合で、大方の予想に反して政策金利を据え置くことを決めた。政府は財政支出や減税を含む追加刺激策を打ち出しており、世界的な景気減速がさらに悪化した場合に備えて政策余地を残すことを選んだ。
韓国中銀は政策金利である7日物レポ金利を3%に据え置くと発表。7月には予想外の利下げを実施していた。ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト調査では、16人のうち15人が0.25ポイントの引き下げを予想。据え置きを見込んでいたのは1人だけだった。
クレディ・アグリコルCIBのシニアストラテジスト、張淑嫻氏(香港在勤)は「非常に残念な決定だ」として、「国内外の需要が弱い一方で、インフレは抑制されており、金利を据え置く強い理由は見当たらない」と述べた。
中銀は声明で「外部環境における不確実性の高まりに伴う輸出と内需の低迷で、国内の経済活動に反映される成長のモメンタム(勢い)が弱まっているようだ」と指摘。政府の歳出拡大は「景気下降の深刻化を防ぐのにある程度貢献する公算が大きいと考えられている」と分析した。
野村ホールディングスのエコノミスト、クォン・ヨンスン氏は「欧州債務危機は長期間の闘いであり、韓国中銀は政策の効力を維持する必要がある」と分析。「年内は期待をコントロールすることも必要で、7月の利下げ後、次回までの間隔は2カ月よりも3カ月の方が適切だ」と語った。
原題:Bank of Korea Unexpectedly Holds Rates After SupportEfforts (2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ソウル Eunkyung Seo eseo3@bloomberg.net;ソウル Cynthia Kim ckim170@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Paul Panckhurst ppanckhurst@bloomberg.net
更新日時: 2012/09/13 13:26 JST