北海道新聞に須賀川の記事が掲載!

福島

地元 : 福島

2012年09月12日 15:54

 7月に続き、北海道をバイクでツーリングしてきました。

 今回は主に道東を中心に9日間ほど。その最終日、9月9日の北海道新聞の最終ページのかなり目立つところに須賀川の記事が載っていました。


▲道民のほとんどが読んでいる、北海道新聞の最終紙面の3分の1を占める記事。翌10日は休刊日だったので、この記事を読んだ道民は多いはずです。須賀川の知名度が少しはアップしたのは間違いありませんが…



 須賀川市長沼地区にある藤沼湖決壊のことを取り上げていました。福島といえば原発事故、放射能汚染のことばかり取沙汰されていて、しかも震災から1年半も経っている今、なぜ藤沼湖の決壊を取り上げたのでしょうか。

 最近、九州などでも大雨による土砂崩れなどが多数発生していて、この日から北海道も大雨警報が各地で出されていたのが掲載理由だと思われます。

 福島県民にも今一つ印象が薄い藤沼ダムの決壊。我が家から近いこともあって震災後1ヶ月くらいの頃に見に行ったのですが、道路は大きく陥没して通れないし、ダムの水はまったくなく、おいしい長沼そばが食べられた温泉宿泊施設「やまゆり荘」も休業t中で大ショックでした(現在もまだ休業中)。

 この記事が出る前にも、須賀川のパンフレットを出会った人たち(主に道外からの旅人)に配りましたが、残念ながら須賀川を知っていたのは、約1名ほど。「郡山」「白河」はけっこうみなさん知っているのに。「郡山のすぐ南、白河の北です」と説明しなくてはならないのが悔しいですね。この新聞記事で須賀川の知名度はアップしたかもしれませんが、被災地としてのイメージが先行してしまったようです。うーん、もっと明るいニュースで盛り上げたいものです。


美幌峠にて。九州・福岡から来た大学生の荒木くん。帰りは下道で戻るとのことで、須賀川にも寄ってもらうように渡しておきました



▲同じく美幌峠にて。霧の中でキャンプしていた、東京の小島さん。福島にはときどきバイクツーリングで来ているそうです。今回は5日間のツーリング



▲流氷で有名な紋別で出会った横浜の大学生、加藤くん。このあと知床へ向かう予定。フェリーで仙台まで行ったあとは横浜まで走るそうなので、福島を強力にアピールしておきました。




 そのほかにも、千葉からキャンピングカーで旅している60代ご夫婦、もと郡山市民だったというライダーなどにも配ってきました。残念ながら手持ちの冊数が少なくって思ったほどPRしきれず。でも手渡しでお話ししながらだったので、手当たり次第に渡すよりは効率がよいかと思います。

 それにしても、北海道は旅人パラダイスです。6〜9月の夏に集中しますが、バイクや車、自転車で来る道外の旅人がたくさんいます。毎年来ているリピーターや、何か月も旅している長期の旅人が多いのが特徴です。北海道の各市町村も、そうした旅人に来てもらうために町営の低料金、または無料の快適なキャンプ場や、ライダーハウス(ライダーやチャリダー限定ですが)を用意してくれているので、安く旅できるようになっています。「とほ宿」という1泊2食5000円程度の安宿もあるので、キャンプが苦手な人でも安心です。ライダーは知らない同士でも、すれ違う時に左手を挙げて挨拶するのも北海道ならでは。福島も北海道のように、旅人にとって居心地のいい土地にしたいな、と思いました。

 また、近年はキャンピングカーも爆発的に増えて、仕事をリタイヤしたあと、ご夫婦や単独で、あるいはペット連れで長期間旅をする人たちも増えているので、ひと昔のように、旅人=若者という図式は崩れています。バイクのライダーも高齢化が進んでいて、我々夫婦もまだまだー! と安心しました。

 というわけで、ちょっとだけ北海道の風景を紹介します。


▲エゾシカはキャンプ場にも出没



▲道東のヒマワリ畑


▲屈斜路湖・砂湯。一見しただけだと南国のリゾートにも見えなくないですね



▲知床では路上に3頭のヒグマが出てきてびっくり! 人間を見ても逃げません。今年は目撃情報が多いそうです 



▲摩周湖の北にある「神の子池」。青い不思議な色。近年人気のスポットです



▲屈斜路湖畔の「コタン温泉」。無料の露天風呂です。「ワイルドだぜぇ〜」


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Happy Life 須賀川

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