金欲しさに警察手帳を偽造したとして、有印公文書偽造の罪に問われた徳島県警の元巡査部長に対し、大阪地裁は、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、徳島県警の元巡査部長・武内功郎被告(49)です。判決によると武内被告は、おととしから去年にかけて、徳島県小松島市内の業者に依頼するなどし、インターネットオークションで販売する目的で警察手帳4冊を偽造しました。大阪地裁は、「警察手帳を偽造するという現職警察官の犯行は、厳しく非難されるべき」とする一方、「懲戒免職となるなど、社会的制裁も受けている」として、武内被告に懲役3年・執行猶予5年の判決を言い渡しました。
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