大阪府大東市で、大量のアスベストが含まれた建物を無届けで取り壊したとして、解体業者が行政指導を受けていたことがわかりました。
大東市諸福にあるビール工場跡地では、マンション建築のため大量のアスベストを含む屋根部分と西側の壁を今月上旬から取り壊していました。府の条例では、アスベストが1000平方メートル以上使われた建物を取り壊す際には届け出が必要ですが、この業者は届け出ていませんでした。大阪府によると周辺へのアスベストの飛散は基準値以下だったということで、現在工事は中止されています。業者は府の調査に対し、「屋根にまでアスベストが含まれているという認識がなかった」と話しています。
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