2001年、兵庫県明石市で起きた歩道橋事故をめぐる裁判で業務上過失致死傷の罪で強制起訴された兵庫県警の元副署長に対し検察役を務める指定弁護人が禁錮3年6ヵ月を求刑しました。
明石警察署・元副署長の榊和晄被告(65)は2001年7月、花火大会の見物客ら11人が死亡した事故で、警備に必要な指示を怠っていたなどとして業務上過失致死傷罪で強制起訴されました。裁判は、榊被告が事故を予見できたかが争点となり、弁護側は、「予測できなかった」と無罪を主張しています。遺族の下村誠治さんは、「きょうは節目の日なのでしっかりと遺族代表の2人にしゃべっていただいて、あとは判決を落ち着いて待ちたいなと(思っている)」と話しました。きょうの公判で検察役を務める指定弁護人は、「榊元副署長は、花火大会の警備計画を統括する立場にあり、準備そのものがずさんだった」などと指摘し、禁錮3年6ヵ月を求刑しました。11月には弁護側の弁論が予定されていて、判決は年明けになる見通しです。
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