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原発事故作業員の弁護士相談窓口
9月12日 23時57分

東京電力福島第一原子力発電所の事故現場で働く下請け会社の作業員が、被ばくや労働環境の問題などについて東京電力側に知られずに相談できるよう、第三者の弁護士が直接相談を受ける窓口が設けられました。
相談窓口の電話番号は03-3597-0741で、平日の午前9時半から午後0時と、午後1時から午後5時半の間、受け付けています。
また、電子メールでも相談を受け付けていて、メールアドレスは、1f-suzuki@hamada-law.comです。

事故現場で働く作業員のための相談窓口は、これまでもありましたが、東京電力に直接つながる形になっていたため、下請け会社の作業員が利用しにくいという指摘が出ていました。
このため東京電力は12日から直接、弁護士が電話を受ける相談窓口を設けました。
東京電力によりますと、相談できるのは、事故発生からこれまでに福島第一原発で働いたことのある人で、被ばくや賃金、契約などどんなことでも受け付けるということです。
相談を受けた弁護士は、個人の特定につながる情報を本人の許可なく東京電力に提供しないということで、東京電力は相談の内容についてのみ情報を受け取り、改善策などについて検討するとしています。

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