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女児連れ去り“家族に見捨てられたかった”
9月13日 4時51分

今月4日、広島市で小学6年生の女の子が旅行かばんに押し込められ連れ去られた事件で、逮捕された大学生は「家族に見捨てられたかった。大きな事件を起こせば見捨てられると思った」と供述していることが警察への取材で分かりました。
警察と検察は、動機などについて不明な点が多いことから、来週にも精神鑑定を行うことを検討しています。

東京の成城大学の2年生、小玉智裕容疑者(20)は、今月4日の夜、小学6年生の12歳の女の子を果物ナイフで脅して、両手を粘着テープで縛ったうえで、旅行かばんに押し込みタクシーで連れ去ったとして逮捕されました。
警察のこれまでの調べで、小玉容疑者は、逮捕された際「大学のサークル活動がうまくいかず警察に捕まろうと思った。女の子を乱暴しようと思った」と供述していたことが分かっています。
その後の調べで、「家族に見捨てられたかった。大きな事件を起こせば見捨てられると思った」と供述していることが、警察への取材で新たにわかりました。
警察と検察は、小玉容疑者の動機などについての供述に不明な点が多いことから、責任能力を調べる必要があるとして、来週にも精神鑑定を行うことを検討しています。

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