酵素と食事からみる健康知識

酵素、消化不良、消化酵素、代謝酵素

酵素について
酵素ダイエット
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寿命は潜在酵素の量によって決まる

 酵素の働きは、加齢とともに弱くなっていくものです。

これは、世界の研究者の報告から裏付けられていることです。

たとえば、アメリカのメイヤー博士は、若い人と69歳以上の人の唾液中の酵素を比較したところ、若い人の方が30倍も強いことが分かったと発表しています。

また、西ドイツ(当時)のエカード博士は、1200人の尿の検査を行い、アミラーゼ(でんぷんを消化する酵素)の研究を行ったところ、若い人の数値は平均で25あったが、老人の数値は14だったことを報告しています。

チェコスロバキア(当時)のバルトス博士とグロー博士らは、10人の若い男生と10人の健康な老人を対象に、膵液の分泌を促進するクスリを与えて、その液を取りだして検査したところ、老人のアミラーゼ酵素が若い人よりもはるかに弱いことを発見しています。

こうした研究の結果から言えることは、不自然な生き方によって消化酵素を大量に使うと、潜在酵素が疲れ果てるということです。

また膵臓も弱くなって、膵液の分泌が低下してくるということです。

このようなことから、酵素と生命は密接に関連しているといえます。

つまりは、代謝酵素の活動が弱ってきて、酵素反応ができなくなったときが、生命の終わりであるということです。


また、歳をとるということは、代謝酵素が次第に衰弱してきていることを意味しています。

したがって、老年期を生き生きと暮らし、しかも長生きできるということは、代謝酵素の活動がまだまだ衰えていないことを意味しています。

食物酵素を日ごろから取り入れていれば、老年期を迎えてもいつまでも元気で過ごせます。

あなたの寿命は、潜在酵素の量や活力によって決まるのです。